10/3(土)に見え方お助けグッズ展を開催しました

10月3日(土)、くらしき健康福祉プラザ201研修室にて
「見え方お助けグッズ展」を開催しました。
当日は、見えない・見えにくい方やそのご家族、福祉関係者の
合計35名の方にご参加いただきました。

📚 ミニ講座「聞いて楽しむ読書について」
前半のミニ講座では、倉敷市立図書館の担当者から、
視覚障害のある方が利用できる図書館サービスについて
ご紹介いただきました。
登録すると本を郵送で借りられるサービスや、
大活字本(文字を大きく印刷した本)、
LLブック(やさしい言葉や絵記号で読みやすく工夫された本)、
CDブック、点字絵本、
録音図書(本の内容を音声で録音した図書)、
対面朗読(本や資料をその場で読み上げてもらえるサービス)、
サピエ(点字や録音図書のデータをインターネットで利用できるサービス)など、
「聞いて楽しむ」読書の方法がたくさんあることを知る機会になりました。
続いて、倉敷音訳の会の担当者から、
音訳(文字の情報を声に読み替えること)の活動についても
ご紹介いただきました。

🦯 岡山県視覚障害者自立支援センターのコーナー
日常生活の便利グッズとして、
折りたたみ式・伸縮式の白杖(見えない・見えにくい方が歩くときに使う白い杖)、
拡大読書器(文字や写真を拡大して画面に映し出す機器)、
体温計や血圧計などの音声式の電子機器、音声タイマー、
調理の便利グッズ、爪やすり、ルーペなどが展示されました。

🎧 倉敷音訳の会のコーナー
デイジー再生機(デイジー図書と呼ばれる録音図書を聞くための専用機器)の
プレクストークを3台設置し、
市の広報誌やデイジー図書を実際に試聴していただきました。

🏠 健康福祉相談室のコーナー
4点杖(杖の先が4本に分かれて安定しやすい杖)、シルバーカー、
歩行器、入浴用椅子、置き型手すりなどの福祉機器のほか、
使いやすい箸、柄の太いスプーン、ペットボトルを開ける補助具、
マジックテープやファスナーで留める服、片手で上げやすいズボンなど
着脱しやすい衣類も展示されました。

展示・体験コーナーでは、スマホを使うときの見え方の困りごとを
直接お聞きして、拡大読書器や手持ちの拡大鏡をご紹介する場面もあり、
皆さん熱心に質問したり、体験しておられました。

💬 参加された皆さんの声
「いろいろな展示を見られて良かった」
「まだ見えているので今は必要ないけれど、
将来見えにくくなった時に相談できる場所があると分かり、少し安心した」
といった声をいただきました。

今回「見え方お助けグッズ展」にご参加いただいた皆さん、
ご協力いただいた各ブースのご協力いただいた皆さん、
ボランティアの皆さん、ありがとうございました😊

✨ 来年度のご案内
来年度も開催したいと考えています。
詳細が決まりましたら、改めて視能訓練室のホームページでご案内いたします。

見えにくさによる日常生活の困りごとや、
便利グッズについて知りたいことなどがありましたら、
お気軽にご相談ください。

 

 

 

ミニ講座の様子

 

 

 

 

 

岡山県視覚障害者自立支援センターの展示コーナー様子

 

 

 

 

倉敷音訳の会展示コーナーの様子

 

 

 

 

 

保健福祉相談室の展示コーナーの様子

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室
〒710-0834 倉敷市笹沖180番地
くらしき健康福祉プラザ2階
TEL 086-434-9885
FAX 086-434-9884
相談受付日 火~土曜日(祝日を除く)
受付時間 9時~17時

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

第4回:見え方に影響する原因② 目の位置が不安定(斜視)

本日も、こどもの出前講座でお話している講話の内容について
お伝えします。
第4回目は、こどもの見え方に影響する原因のひとつ、
「目の位置が不安定(斜視)」についてお伝えいたします。

前回(第3回)は、目のピントが合っていない状態
(近視・遠視・乱視)についてお伝えしました。⇒ブログはこちら

今回は、ものを見るときの「目の向き」についてのお話です。
――――――――――――――――――――――――――
「こどもの見え方」と「家庭での見え方チェックポイント」

●斜視(しゃし)とは
【目の位置と見え方】
 わたしたちがものを見るときは、左右の目を同じ方向に
 向けて見ています。
 片方の目が別の方向を向いている状態を「斜視」と
 いいます。

 目の位置は、生後6か月頃から安定して定まってくる
 言われています。
 生後3〜5か月頃から、左右の目を一緒に使って
 ものを立体的にとらえる力(両眼視)が育ちはじめ、
 4歳頃には大人と同じくらいのレベルに達します。
 ※発達には個人差があります。あくまでも目安です。

【斜視の種類】
 目👀がどちらの方向にずれているかによって、
 次のように呼び分けられています。

1 内斜視
  片方の目が内側(鼻の方)に寄る
2 外斜視
  片方の目が外側(耳の方)に向く
3 上下斜視
  片方の目が上、または下にずれる

 いつもずれているものだけでなく、眠いときや疲れた
 ときなど、ときどきずれるタイプの斜視もあります。

 

 

 

 

 

【斜視のようで、斜視でないこともあります】
 目の内側(鼻側)に見える白目の量が左右で違うと、
 黒目が内側に寄っているように見えることがあります。
 
 見かけ上は視線がそれていて斜視のようにみえますが、
 実際には両眼の視線がそろっている状態を「偽斜視」といいます。

 見分け方のひとつに、カメラのフラッシュを使う方法があります。
 正面からフラッシュを使って写真を撮ると、黒目の中心に光が
 反射して写ります。
 左右とも黒目の中心に光が写っていれば、目の位置は
 まっすぐ向いていると考えられます。
 ただし、写真だけで判断できるものではありません。
 気になるときは眼科で確認してもらってください。

 

 

 

 

【こどもの場合に気をつけたいこと】
 こどもの目は、視力も、両目を一緒に使う力も、
 まだ育っている途中です。
 目の位置がずれた状態が続くと、ずれているほうの目が
 使われにくくなり、視力の発達や、立体的に見る力に
 影響することがあります。
 また、こどもの場合は「見えにくい」「見えづらい」と
 自分から言葉で伝えることが難しいため、気になるしぐさから
 まわりの大人が気づいてあげることが大切になります。
 健診は、斜視に気づく機会のひとつとされて
 います。気になることがあるときは、眼科で相談することや
 その他の相談のタイミングとして、1歳6カ月児健診や3歳児健診の場で
 相談していただくこともできます。

【気になるしぐさチェックポイント】
★正面から写真を撮ったとき、左右の黒目に写る光の位置が
 違って見えることはありませんか?
 ⇒左右で光の位置が違って見えるときは、目の位置が
  ずれていることもあります。
★眠いときや疲れているときに、目の向きが変わって
 見えることはありませんか?
 ⇒ときどき目の位置がずれることもあります。
  どんなときにずれるのか、どちらの目がずれるのかを
  見ておいていただくと、ずれている時の写真があると相談のときに役立ちます。
★明るい屋外に出たときに、片方の目をつむることは
 ありませんか?
 ⇒まぶしがって片目をつむる「しぐさ」が、目の位置と
  関係していることもあります。実はこれは、ときどき目が外側にずれる
  というタイプの斜視のサインかもしれません。
  (お子さんの癖の場合もあります。)
★ものを見るときに、顔を傾けたり、あごを上げ下げ
 することはありませんか?
 ⇒お子さんの癖の場合もありますが、目がずれていることで
  見やすい向きをさがしていることもあります。

 

 

 

 

 

気になる見え方の「しぐさ」や「くせ」があれば、
まずはご家庭でお子さんの様子を見ていただき、
継続するようであれば、眼科での相談・受診や
1歳6カ月児健診や3歳児健診の
機会に、相談いただくことおすすめします。

視能訓練室では倉敷市民の方を対象に相談を受けております。
こどもの見え方について気になることや相談したいことなど
ございましたら、電話やメールでの相談を受け付けています
ので、お気軽にご相談ください。

次回(第5回)は、「見え方に影響する原因③ 目の病気」に
ついてお伝えする予定です。

参照先:日本眼科医会 3歳児健診における視覚検査マニュアル
    日本小児眼科学会 こどもの眼の発達
    日本弱視斜視学会


くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階)

〒710-0834 倉敷市笹沖180番地

くらしき健康福祉プラザ☎086-434-9885
(火~土 9:00~17:00 祝日除く)

E-mail:miekata@kgwc.or.jp
ホームページ:https://kgwc.or.jp/miekata/ 


 

第3回:見え方に影響する原因① 目のピントが合っていない

本日は、こどもの出前講座でお話している講話の内容について、
連載でお伝えしています。

前回(第2回)は、「こどもの視力の発達と伸びる時期」についてお伝えしました。
→こどもの視力の発達と伸びる時期
視力が育つ大切な時期に「よく見える」ことが、発達にとても大切だとお話ししました。

第3回目は、こどもの見え方に影響する原因のひとつ、「目のピントが合っていない」
状態(近視・遠視・乱視)についてお伝えいたします。

では、どんなときに「見えにくさ」が起こるのでしょうか。
今回は、その原因のひとつである「ピント」について見ていきます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「子どもの見え方」と「家庭での見え方チェックポイント」
●目👀のピントが合っていないとは
 私たちの目は、カメラのように、目に入った光のピントを合わせて、ものをはっきりと見ています。
 このピントがうまく合わないと、ものがぼやけて見えたり、二重に見えたりすることがあります。
 ピントが合いにくい状態には、大きく「近視」「遠視」「乱視」の3つがあります。

【近視(きんし)】→近視Q&A
 遠くのものがぼやけて見え、近くは比較的見やすい状態です。
 

 

 

 

 

【遠視(えんし)】
 遠視は、遠くも近くもボンヤリして見にくい状態です。
 (見え方には個人差があります)。

【乱視(らんし)】
 ものが二重に見えたり、ぼやけて見えたりする状態です。
 遠くも近くも見えにくく感じることがあります。

〇こどもの場合に気をつけたいこと
 こどもは、見えにくくても「見えない」と言葉で伝えることが難しく、
 その見え方が当たり前だと思っていることがあります。

 そのため、まわりの大人が気づきにくいのが特徴です。
 特に、片方の目だけピントが合っていない場合は、
 もう片方の目で見えてしまうため、
 日常生活では気づきにくいことがあります。

 ピントが合わない状態が続くと、視力の発達に影響することもあるため、
 早めに気づいてあげることが大切です。

【家庭でのチェックポイント】
★ものを見るときに、顔を傾けたり、横目で見たりすることはありませんか?
⇒ピントが合いにくいと、少しでも見やすい角度を探して、顔を傾けたり横目で見たりすることがあるかもしれません。
★絵本やお絵かきなど、近くを見る遊びを嫌がったり、すぐに飽きてしまうことはありませんか?
⇒近くにピントが合いにくいと、近くを見る作業を続けるのが苦手になることがあります。

 

 

 

 

 

まずはご家庭でお子さんの様子を見ていただき、気になる見え方の「しぐさ」や
「くせ」が継続するようであれば、1歳半健診や3歳児健診の機会に相談いただくことや、眼科での相談・受診をおすすめします。
 視能訓練室では倉敷市民の方を対象に相談を受けております。
 こどもの見え方について気になることや相談したいことなどございましたら、電話やメールでの相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

次回(第4回)は、「目の位置が不安定(斜視)」についてお伝えする予定です。

参照先:
・日本眼科医会 『3歳児健診における視覚検査マニュアル』
        『気をつけよう!こどもの近視』
        『こどもの遠視』
・日本小児眼科学会『こどもの眼の発達』


くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階)

〒710-0834 倉敷市笹沖180番地

くらしき健康福祉プラザ☎086-434-9885
(火~土 9:00~17:00 祝日除く)

E-mail:miekata@kgwc.or.jp
ホームページ:https://kgwc.or.jp/miekata/ 


 

第2回:こどもの視力の発達と伸びる時期について

こどもの出前講座でお話している講話の内容について、連載でお伝えします。

前回(第1回)は、1歳児の「見え方」や「気になるしぐさ」のチェックポイントについてお伝えしました。→①1歳児の見え方とチェックポイントについて

第2回目は、「こどもの視力の発達と伸びる時期」についてお伝えいたします。
生まれてから大人と同じくらい見えるようになるまで、
こどもの視力がどのように育っていくのかを、一緒に見ていきましょう。


「こどもの見え方」と「家庭での見え方チェックポイント」
【年齢ごとの視力の育ち方】
生まれたばかりの赤ちゃんは、目の前で手が動くのが分かるくらいの見え方から始まり、毎日少しずつ視力は育っていきます。

生まれたばかり:明暗を感じる程度 
生後3か月頃:0.02くらい
生後6か月頃:0.06くらい
1歳頃:0.2くらい
2歳頃:0.5くらい
3歳頃:0.6~0.9ぐらい
5歳頃:1.0以上(ほぼ大人と同じ見え方)
このように、こどもの視力は生まれてから少しずつ成長していきます。
※視力の発達は個人差があります。あくまでも目安になります。

視力は3歳頃までに急速に発達し、6~8歳頃までに完成するといわれています。

 

 

 

 

 

 

 

【こどもの目の感受性期について】
こどもの視力は「見る」ことで発達します。
成長は1歳半でピークを迎え、8歳頃に終わります。

 

 

 

 

 

 

【視力が伸びる時期は限られています】
こどもの視力は、生後3か月〜6か月頃から3歳頃にかけて急激に発達し、
その後もゆるやかに成長を続けて、6~8歳頃まで発達すると言われています。

言いかえると、視力がぐんぐん伸びるこの時期に、しっかり「見る」ことが
とても大切になります。
もしこの時期に見えにくさが続くと、視力がうまく育たないことがあります。
だからこそ、早めに気づいて、早めに相談・受診すること(早期発見・早期治療)が
大切になります。

【両眼視(りょうがんし)も育っていきます】
視力と一緒に、「両眼視」という力も育っていきます。
両眼視とは、左右の目を同時に上手に使って、ものを立体的に見たり、
遠近感(遠い・近いの感覚)をつかんだりする力のことです。

生後2か月頃から目の位置が安定してくると、ピントを合わせて見ること、近くを見るときに両目を内側に寄せること、動くものを目で追いかけることなど、いろいろな目の動きが発達してきます。
特に生後3〜5か月頃から、ものを立体的にとらえる両眼視の力が急速に育ちはじめ、
4歳頃には大人と同じくらいのレベルに達すると言われています。


【2歳以降のチェックポイント】
★片方の目を手で隠すと、いやがることはありませんか?
⇒よく見えている方の目を隠されると見えにくくなり、いやがることがあります。
 左右の目の見え方に差があるサインかもしれません。 
★近くのものを見るときに、片方の目が内側に寄ることはありませんか?
⇒左右の目を同時に使う力(両眼視)が、まだ十分に育っていないサインかもしれません。
★目を細めて見ることはありませんか?
⇒目のピントが合っていないと、目を細めて見ようとすることがあります。
気になる見え方の「しぐさ」や「くせ」があったら、まずはご家庭でこどもの様子を見ていただき、継続するようであれば、1歳半健診や3歳児健診の機会に、
相談いただくことや、眼科での相談・受診をおすすめします。

 

 

 

 


視能訓練室では倉敷市民の方を対象に相談を受けております。
こどもの見え方について気になることや相談したいことなどございましたら、
電話やメールでの相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
次回(第3回)は、「見え方に影響する原因① 目のピントが合っていない(近視・遠視・乱視)」についてお伝えする予定です。

参照先:日本眼科医会『3歳児健診における視覚検査マニュアル』
    厚生労働省『乳幼児健康診査 身体診察マニュアル』
      日本小児眼科学会『こどもの眼の発達』
    公益社団法人 日本眼科医会 啓発リーフレット『ストップ!弱視見逃し』
    日本視能訓練士協会『こどもの目を守ろう!」


くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階)

〒710-0834 倉敷市笹沖180番地

くらしき健康福祉プラザ☎086-434-9885
(火~土 9:00~17:00 祝日除く)

E-mail:miekata@kgwc.or.jp
ホームページ:https://kgwc.or.jp/miekata/ 


 

第1回:1歳児の見え方とチェックポイントについて

本日は、こどもの出前講座でお話している講話の内容について連載でお伝えしたいと思います。
第1回目は、1歳児の「見え方」や「気になるしぐさ」の チェックポイントについてお伝えいたします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「子どもの見え方」と 「家庭での見え方チェックポイント」

【1歳児の見え方】

 遠くや近くのものをたくさん見ることで、 1歳頃の視力は0.2から0.3くらいに成長してきます。

1歳児は、視力が大きく成長する年齢(視覚の感受性期)でもあります。
視力は生まれてから急激に発達し、小学校低学年頃まで続くと言われています。 この時期にしっかり両目を使って「見る」ことが、視力の発達にとってとても大切になります。

視力の成長を阻害する3つのこと

1 目👀のピントが合っていない   例:遠視、近視・乱視が強い

2 目👀の位置がずれている   例:片目のみが外や内、上下にズレることがある

3 目👀に病気がある 例:白内障や眼瞼下垂など

【1歳児のチェックポイント】

★テレビや本に極端に近づいて見ることはありませんか?

⇒テレビや本に極端に近づいて見る「しぐさ」は、 もしかすると、目のピントが合っていないことも あります。

 

 

 

 

★目の位置がずれて見えることはありませんか?

⇒目の位置がずれると、視力の発達や、立体的 (両目を上手に使って)に見ることが苦手になることが あります。

 

 

 

 

気になる見え方の「しぐさ」や「くせ」があると、
お子さんが見えにくいサインかもしれません。
まずはご家庭でお子さんの日頃の様子を見ていただき、 継続するようであれば、
1歳半健診や3歳児健診の機会に、相談いただくことや、
眼科での相談・受診をおすすめします。

視能訓練室では倉敷市民の方を対象に相談を受けております。
こどもの見え方について気になることや相談したいことなどございましたら、電話やメールでの 相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

次回(第2回)は、「子どもの視力の発達と伸びる時期」についてお伝えする予定です。

参照先:日本眼科医会 3歳児健診における視覚検査マニュアル


くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階)

〒710-0834 倉敷市笹沖180番地

くらしき健康福祉プラザ☎086-434-9885
(火~土 9:00~17:00 祝日除く)

E-mail:miekata@kgwc.or.jp

ホームページ:https://kgwc.or.jp/miekata/


 

こどもの見え方と近視予防習慣の話について

6月10日は「こどもの目の日」です。
みなさんご存じですか?

こどもの目の発達や健康を啓発することを目的とした記念日です。日本眼科啓発会議が2023年に制定し、「はぐくもう 6歳で視力1.0」という願いを込めています。

こどもの目の日に関連して視能訓練室では「こどもの目の日」イベントを開催します。


こどもに関わる専門職の方へ

こどもの目、今が分岐点 こどもの近視が急増している現場ではどのように対応されていますか?

6月10日は「こどもの目の日」。保育・教育・療育の現場で毎日こどもと向き合う皆さんに、大切な目の話をお伝えしたいと思います。


◎近視、なぜ今これほど問題なのでしょうか?

スマートフォンやタブレットを近距離で長時間使うこどもが急増し、近視の低年齢化が進んでいます。近視は単に「遠くが見えにくい」だけでなく、将来の目の疾患リスクを高めることが知られており、早期からの予防が不可欠です。「6歳までに視力1.0」を目指すことが大切とされ、幼児期からの生活習慣づくりが重要視されています。


◎現場の専門職だからできること

保護者が気づく前に、こどもと長い時間を過ごす専門職の皆さんが「目のサイン」に気づけることがあります。また、近視予防につながる生活習慣(屋外活動の促進・近業時間の調整など)は、園や教室での日常的な関わりの中でも実践できることがあるかと思います。


◎イベント開催のお知らせ

近視予防の実践的なヒントや弱視・斜視の早期発見ポイントについて、視能訓練士から詳しくお話しします。

  • 日時: 令和8年6月6日(土)13:30〜15:00
  • 場所:くらしき健康福祉プラザ 201研修室(2階)
  • 参加費: 無料
  • 定員: 48名(先着・事前予約制)
  • 申込み:下記のフォームからお申し込みください
    https://forms.gle/9M1yVtApktsWFpBi8

    フォームからの入力が難しい方はお電話からお申込みください。

ぜひこの機会に、専門職の方同士で情報交換もしながら「こどもの目を守る」ヒントを持ち帰ってください。詳しい内容はイベントでお話しします。
ご参加をお待ちしています!


保護者の方へ 

「うちの子の見え方が心配…」「近視予防について聞きたい」という場合は、お気軽にご相談ください。視能訓練士が地域の児童館や子育て支援センターに出向いてこどもの見え方に関する出前講座も実施しています。ご興味のある方は、直接各施設へお問い合わせください。
今後の出前講座(こどもの見え方)実施予定施設一覧


倉敷市内の団体を対象に「子ども」の見え方だけではなく、
「大人」の見えにくさに気づくポイントや
セルフチェックの方法等について「出前講座」を行っています。
視能訓練士が、見え方、日常生活での注意点、セルフチェックの方法など分かりやすく講座を行っています。
ご要望に合わせた内容についてもお伺いしますので、まずはこちらからお気軽に
ご相談ください。


くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室

〒710-0834 倉敷市笹沖180番地
くらしき健康福祉プラザ2階
TEL 086-434-9885
FAX 086-434-9884
相談受付日 火~土曜日(祝日を除く)
受付時間 9時~17時


 

6/1は視能訓練士の日です

 6月第1月曜日は「視能訓練士の日」です。
今年は6/1(月)です。

毎年6月第1月曜日は World Orthoptic Day(世界視能矯正の日)として
視能訓練士の知名度を高め、国際的に視能訓練士の活動を促進するために国際視能矯正協会(IOA)が定めています。

この日にあわせて、視能訓練士が視る能力を守る唯一の医療専門職として、国内でより親しみやすい存在となるために、2022年に「視能訓練士の日」を制定しました。

視能訓練士とは、赤ちゃんから高齢者まで、目の検査をはじめ、弱視・斜視の訓練、視力・視野・眼底などの精密検査、ロービジョンケア(見えにくい方の生活支援)など、幅広い分野で活躍する国家資格をもつ医療専門職です。

目の見えにくさや見え方の変化が気になる方は、ぜひお気軽に当施設(視能訓練室)へご相談ください😊

詳しくは公益社団法人 日本視能訓練士協会「視能訓練士の日」をご覧ください。

 


くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室

〒710-0834 倉敷市笹沖180番地
くらしき健康福祉プラザ2階
TEL 086-434-9885
FAX 086-434-9884
相談受付日 火~土曜日(祝日を除く)
受付時間 9時~17時


 

👀遮光眼鏡についてご紹介

4月に入り、春の光を感じる日が増えてきました。お散歩や外出が心地よい時期ですが、一方で、暖かくなると共に「日差しの眩しさ」が気になり始めた方も多いのではないでしょうか。

見えにくい方の中には白内障などの目の疾患で「光が強くて歩きにくい」と感じる方もおられます。

視能訓練室では見えにくい方の自立支援のため個別相談も行っています。

最近、利用者から室内のベランダからの朝日や周りの家の白壁が反射してまぶしいので、困っているという相談がありました。

そこで、利用者の方には「遮光(しゃこう)眼鏡」をご紹介しました。

今回は、眩しさにお困りの方にとっての心強い味方「遮光眼鏡」について、
その魅力と実際の体験談を交えてご紹介します。


遮光眼鏡のメリット

遮光眼鏡は、一般的なサングラスとは異なり、「眩しさの原因となる光」をピンポイントでカットしつつ、明るさを確保する特殊なレンズです。

1. なぜ「普通のサングラス」と違うのか?

  • 眩しさだけをカット: 散乱しやすい青色の光を抑えるため、景色が暗くなりすぎません。

  • コントラストが上がる: 物の輪郭がはっきりし、階段の段差や標識が見えやすくなります。

  • 目の疲れを軽減: 強い光の刺激を和らげるため、長時間の外出も楽になるかもしれません。

2. 屋外・屋内での見え方の違い

  • 【屋外】 太陽のギラつきや路面の反射を抑え、歩行の安全性を高めます。

  • 【屋内】 蛍光灯の眩しさを抑えつつ、必要な光を取り込むため、視界が暗くなりすぎません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3. 利用者様の声(遮光眼鏡の色を選ぶために、トライアルで屋内や屋外で試してもらいました)

実際に遮光眼鏡を試された方からは、こんな感想をいただいています。

「今持っているサングラスでは、屋内に入ると暗すぎて使えませんでした。でも、この遮光眼鏡なら屋内でも柱や傘立てなどがどこにあるか分かりやすい。
何が置いてあるか見えるので、屋内でも掛けられそう。」

視能訓練室では、遮光眼鏡の貸出も行っています。また、視覚障害者手帳をお持ちの方は、費用の助成(補装具申請)も受けらる場合もあります。 「まずは試してみたい」というだけでも大歓迎です。

ご興味のある方は、  プラザの視能訓練室へご遠慮なくご相談ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階) 

〒710-0834 倉敷市笹沖180番地

☎086-434-9885(火から土曜 9:00~17:00 祝日除く)

E-mail:miekata@kgwc.or.jp

ホームページ:https://kgwc.or.jp/miekata/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ご家族のためのガイド歩行の紹介について

視能訓練室では見えにくさを感じている方の「やりたい」を形にする
お手伝いをしています。

視野が欠けたり狭くなったりする「視野障害」があると、外出時にヒヤッとする場面が増えてしまいます。

最近の利用者の方から「足元にある段ボールに気づかずぶつかってしまった」
「人とぶつかりそうになり、怖い思いをした」といったご相談がありました。

そんな外出の不安を少しでも軽減し、安心・安全に歩くための方法が「ガイド歩行」です。

歩行時のサポート、不安になっていませんか?

ご家族が良かれと思って、後ろから背中を押しながら誘導したり、危ないと思って咄嗟に手を引いたりしてしまうと言われるご家族の方からの相談がときどきあります。
しかし、実はこの「自己流」のガイドは、当事者の方にとって強い不安に繋がることがあります。

正しいガイド歩行の基本姿勢は、「ガイド役が半歩前を歩き、当事者が、ガイドの肘(ひじ)などを軽く握る」ことです。

 

当事者が主体的に歩くための「役割分担」が大切!

ガイド歩行には、お互いの大切な役割があります。

  • 当事者の方(本人): ガイド(家族やガイドヘルパーなど)からの情報を得て、自分で判断し、主体的に行動する。
  • ガイド役(ご家族): 「2m先に段差があります」「人が来ます」といった言葉と行動で、正確な情報を伝える。

決してガイドが「連れて行く」のではなく、情報のやり取りをしながら「一緒に歩く」のがポイントです。(2人3脚で協力する)

実際に安心安全なガイド歩行を練習された方からは、こんな感想をいただきました。

「自分の前に妻がいることで安心感がある。今までは、妻は自分の後ろにいることが多かったので、どこにいるのか分からず不安があったけれど、半歩前にいてくれることで、見えなくても安心して一歩が出せる」

視能訓練室では、ガイド歩行とはどんなものなのか知っていただくために、紹介を通じて、ガイド歩行のイメージをもっていただくお手伝いをしています。
本格的にガイド歩行の訓練を希望される方には、他機関との連携も行っています。


 

【ガイド歩行の様子】

 

 

 

写真のように、ガイド役が少し前を歩き、肘を握ってもらうことで、お互いの信頼関係がより深まる安心安全な歩行に繋がります。

ガイド役(ご家族など)の肘を通して情報のアンテナや合図の基点になるため、
ぶつかる不安が和らぎ、安心して一歩を踏み出せるようになります。

見えにくいことが原因で、「安全に楽しく外出したい」けど家族にも迷惑かけるし、
外出できずに困っていると悩んでいる方おられましたら、お気軽にご相談ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階)

〒710-0834 倉敷市笹沖180番地

くらしき健康福祉プラザ☎086-434-9885
(火~土 9:00~17:00 祝日除く)

E-mail:miekata@kgwc.or.jp

ホームページ:https://kgwc.or.jp/miekata/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

👀白杖の紹介について

視能訓練室では見えにくい方の自立支援のため個別相談も行っています。

先日、視能訓練室に来所されたご家族から、こんな相談をいただきました。
奥さんはいつも、旦那さんが誰かとぶつからないか、段差で転ばないかと、ハラハラ
しながら隣を歩いているとのことでした。

ご家族からの切実なお悩みとして「周りの車、自転車、歩行者に夫が目が見えにくいということを分かってもらいたい!」というご相談でした。

そこで、今回は当事者やそのご家族の方にご紹介した「白杖」についてお話します。

見えにくさを感じている方の中には、「外出が怖い」「段差でつまずきそう」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。 

●白杖を持つ3つのメリット についてお話します。
「白杖を持つと目立つから抵抗がある…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、白杖はあなたを守る大切な道具になるかもしれません。

  1. 安全性の確保
    1・2歩先の前方を確認していくことから、電柱や自転車など道路上の障害物や段差、溝などの落ち込みを探ることで、転倒やケガから身体を守ります。

  2. 情報の入手
    路面の変化や点字ブロックなどを白杖でアンテナのようにして手元で感じ取ることで、「今どこを歩いているか」という大切な情報を得ることができます。

  3. 視覚障がい者としてのシンボル
     車や歩行者など周囲の人たちに「視覚障がい者であること」を知らせることで、相手が気付いて避けてくれたり、道を譲ってくれたりと、注意喚起することが出来ます。

●「もっと早く持てばよかった」という声も・・・
 実際に使い始めた当事者からは「持っているだけで安心感につながった」
「路面の変化を自分で探れるのでとても便利」といった感想をよくいただきます。

最近は学校教育でも白杖について学ぶ機会が増え、社会的な理解も進んでいます。
小学生から「お手伝いしましょうか」と声かけしてくれたと喜んでお話されていた
当事者の方もおられます。
白杖は決してネガティブなものではなく、あなたの行動範囲を広げるための「頼れるパートナー」になるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

視能訓練室では、白杖の紹介や貸出も行っています。また、視覚障害者手帳をお持ちの方は、費用の助成(補装具申請)も受けらる場合もあります。 「まずは触ってみたい」というだけでも大歓迎です。
私たちと一緒に、最初の一歩を踏み出してみませんか?

ご興味のある方は、  プラザの視能訓練室へご遠慮なくご相談ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階) 

〒710-0834 倉敷市笹沖180番地

☎086-434-9885(火から土曜 9:00~17:00 祝日除く)

E-mail:miekata@kgwc.or.jp

ホームページ:https://kgwc.or.jp/miekata/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー