10月15日(日)に倉敷市水島緑地福田公園で
いきいきふれあいフェスティバルが開催されました。
「見え方・ことばのコーナー」で参加しました。
子どもと大人の目の健康についてのパネル展示をしました。
参加者の方からは「視力が成長することを知ることができた」
「生まれてすぐに見えていると思っていた」
「黄斑変性は歪んで見えることを知らなかった」などの感想をいただき、
正しい知識を啓発することができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
10/1(日)に倉敷市民スポーツフェスティバルに参加しました。
もぐらたたきゲームは小さいお子さんから大人まで幅広い年齢の方に楽しんでいただけました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。😊
当日は子どもや大人の目の健康に関するパネル展示をして、
たくさんの方に見ていただきました。
お子さんの目に関するご相談もあり、良い機会となりました。
10/15(日)はいきいきふれあいフェスティバルにも参加します。
目に関するクイズや景品なども用意しておりますので、
ご興味がある方は、参加いただけると嬉しいです。😀
アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。
アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。
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今回は『段差や階段で危ないと感じたことがある』についてお話します
年齢によって、段差でつまづきやすくなることがあると思います。
転倒するときの要因のベスト3の中に「見え方」も入っています。
見え方についてお話しします。
白内障など年齢を重ねてくるとコントラストの感度が落ちてくることがあります。
暗いところだと段差などの境目が分かりずらくなるとか1㎝とか2㎝とか少しの段差の判別が難しくなって、つまづいてしまうということもあるかと思います。
緑内障の中には下の視野が欠けてくると、段差のところが視野に入っていないため
つまづいて転倒する可能性もあります。
見え方と転倒というのは関係があるといわれていますので、
気になる場合はぜひ眼科を受診されることをおすすめします。
今の見え方で「できる」を見つけるグッズ展を開催します。
見え方で困っていることなどありますか?
当日は見えにくい・見えない方の便利なグッズを展示しております。
実際に見て、体験できますので、
興味のある方は、ぜひご参加ください。
日時:令和5年10月7日(土) 10:00~12:00 開場9:30~
場所:くらしき健康福祉プラザ 201研修室(2階)
10:00~10:30
「私の失敗談と日常生活の工夫」
馬越 あゆみ氏(視覚障がい当事者)の講座があります。
●便利グッズの体験ができます。
岡山盲学校:学習や余暇活動に使う便利グッズなど
岡山県視覚障害者自立支援センター:日常生活の便利グッズなど
※午後は、見えにくいため困っていることについて生活相談を行います。
午後の個別相談は事前申し込みが必要です。
(電話、メール、フォームから申し込みください。)
当日の個別相談 13:00~15:00
⇐予約はフォームへ入力でも受付けています。
E-mail: miekata@kgwc.or.jp
電話086-434-9885でも受付けています。
アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。
アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。
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今回は『まっすぐの線が波打って見えることがある』についてお話しします。
この症状がある人は、網膜の中心にある黄斑(視力が最も良いところ)の病気になっている可能性があります。
例えば、網膜の黄斑の上に膜が張る「黄斑前膜」や
または黄斑がダメージを受ける「加齢黄斑変性」などの
病気の疑いがある可能性があります。
高齢者に多い病気のひとつで、高齢化社会に伴って、
その増加が問題になっているようです。
目は球体になっていて、老化に伴って目の中の網膜
というカメラのフィルムにあたる膜の中心部に「出血」や
「むくみ」をきたすことで視力が低下するという病気です。
網膜の中心にある黄斑に変化があると、「まっすぐのものが歪んでみえる」、
「見たい部分だけが黒く見える」という見え方があるといわれています。
具体的には「家の障子が歪む」とか
「将棋の碁盤の目が歪んで見える」などで気づく方もおられるようです。
線が歪んで見えたり、欠けて見えたりしていないかを片目ずつ
まっすぐの線かを確認していただければと思います。
もし線が歪む、中心が見えない、一部が欠けているなど、
見え方に異常を感じたら、眼科でしっかりチェックしてもらうことが
大切になります。
アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。
アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。
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今回は『まばたきしないとはっきり見えないことがある』についてお話します
ドライアイの方に多い症状のひとつです。
涙には「質」と「量」があります。
涙の「質」は脂分の量のことをいっています。
加齢により涙の油分の量が減るため、
涙が蒸発しやすいので、目が乾きやすくなります。
涙には脂分があって、涙を蒸発しにくくする役割があります。
この脂分が不足すると、目が乾きやすくなってドライアイになりやすくなり、
見えにくくなるため、脂分はみなさんにとって大切になります。
加齢により涙の「量」も減少するといわれています。
涙の「量」が減ると、目の表面がデコボコになりピントが合いにくくなり、
目が乾くと、はっきり見えないようになることがあるといわれています。
まばたきすると目の涙で「でこぼこ」している表面が均等になるので、
「ちょっと見やすくなった」と感じることがあると思います。
涙というのは見え方に関わりがあります。
新聞やスマホを一生懸命見ようとするとまばたきの量は減少するといわれています。
通常と比べて1/3程度減るといわれていますので、
目が乾きやすくなり、見えにくくなります。
日常生活でできるドライアイの対策は意識的にまばたきをすることや
目を休ませることも大切になります。
また、該当される方は眼科を受診し、目の状態を確認してもらって、
効果のある処方薬で対応することをおすすめします。
アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。
アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。
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今回は『まぶしく感じやすい』についてお話します。
白内障やドライアイなどになっていると、
今までより光がまぶしく感じやすくなります。
それ以外でも、何らかの目の病気で物が見えづらくなると、
まぶしさを強く感じやすくなる傾向があります。
視力はよくても、まぶしさが邪魔をすることもあります。
年齢が60代になると70~80%が白内障になってきているといわれています。
とくに夜の運転がしにくくなってきます。
白内障になるとレンズがくもってくるので、光が目に入ったときに乱反射するので
今までよりまぶしく感じやくなります。
まぶしく感じやすい理由は様々ありますので、
気になる場合は眼科受診をお勧めします。
アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。
アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。
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今回は『眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった』についてお話します。
これは眼鏡が合っていない場合もありますが、
眼鏡を合わせても見えにくいという場合はもしかしたら白内障や緑内障、
網膜剝離など、そのほか何らかの目の病気がある可能性もあります。
この症状がある人は早めに眼科を受診しましょう。
その他の原因としては両目で見る時だけダブって見えるけど、
片目では1つに見えるという症状がある場合は
もしかしたら斜視の可能性も考えらえます。
原因はさまざまあります。
眼科で目に病気がないかや今使用されている眼鏡の度数が合っているかを確認していただければと思います。
眼鏡をかけても見えにくい場合は、ぜひ眼科を受診していただき、
今使用している眼鏡があっているかの確認や
目の病気が見つかった場合は眼科での治療が必要な場合があることや
眼鏡よりも倍率の高い拡大鏡の活用が必要な場合も考えられます。
アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。
アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。
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今回は『食事の時にテーブルを汚すことがある』についてお話します。
該当される方はもしかしたら、
今使っている眼鏡が適切ではない場合もありますが、
白内障で目がかすんでいることで中間距離が
見えにくくなっている可能性もあります。
また、緑内障で一部見えにくい部分がある可能性もあります。
今回は眼鏡についてお話します。
例えば食事の時、年齢とともにピントを合わせる力が少なくなると、
いろんな距離にピントを合わせにくくなります。
遠近両用をかけたとしても、中間距離を見るための範囲(幅)が
どうしても少なくなるためなんとなく見えるけれども
中間距離50~60センチのピントが合っていないため、
はしの位置が分からなくなったり、
ご飯をこぼしたりという場合があります。
中間距離は日常生活の中でも見る機会が多いため、大事です。
そういう意味では上手に眼鏡を使うということは大切になってくると思います。
例えば「食卓の上に置いてあるお皿の中身を見たい」など物や距離に合わせて眼鏡を処方してもらうことが可能です。
運転をする場合は遠くの景色やナビなどの近くもみることもあるため、
遠近両用の眼鏡が適切となります。
近くの文字を見たい場合は「近用眼鏡」であればレンズの幅をたくさん使えます。
遠近両用眼鏡は近くの見える範囲(幅)がどうしても狭くなりますので、
できれば5メートル~30cmが見えやすい「中近両用眼鏡」や
1メートルから30㎝が見えやすい「近々両用眼鏡」などを
使っていくと見えにくさが減っていく可能性があるかもしれません。
アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。
アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。
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今回は『新聞や本を長時間見ることが少なくなった』についてお話します。
この項目に当てはまる方は、もしかしたら老眼や白内障などが進んでいる可能性もあります。
新聞や本の小さい字が読みにくい、長時間読むのがつらくて疲れるため、
だんだん見えにくくなるということもあります。
近くのものを読み書きする力というのは一番視力が必要になります。
年齢がだいたい40代くらいからピント調節する力が弱くなるため、
近くが見えにくくなるなど比較的早い段階で、自覚症状が現れるといわれています。
新聞の文字の一番小さい文字を読むにはだいたい視力0.5ぐらいが
目安になりますので、
近用眼鏡なしで近見視力0.5を下回ると見にくいと感じることが
多くなるといわれています。
そのため近用の眼鏡を上手に活用することや、それでも難しい場合は拡大鏡などを活用するということになります。
前回のブログ(5/27掲載)でもお話しましたが、
白内障の場合は光が水晶体の濁りで、
乱反射する場合があるため、明るさを調節するといった「見る環境」も
大切になります。