前回に引き続き、65歳以上を対象に介護予防を実施している事業所から依頼を受けて実施した出前講座「目の疲れ」についてお話します。
「目の疲れ」の原因は主に4つあります。
1.ピントが合っていない→(出前講座「目の疲れ」について④、⑤、⑥、⑦)の
ブログに掲載しています。
2.目の病気が隠れている→⑧ブログ
3.見る環境が適切ではない
・パソコンとの適切な距離・姿勢について→⑨ブログ
・目にやさしいパソコンとの上手なつきあい方(環境)について→⑩ブログ
・スマートフォンとの適切な距離・見方について→⑪ブログ
・室内の湿度・風環境を整える→⑫ブログ
・室内の明るさを調整する→⑬ブログ
4.その他(目の酷使、ストレス、体の不調など)
さて、今回は、「4.その他(目の酷使、ストレス、体の不調など)」というテーマについてお話します。
今回は、なぜ「目の酷使」が「目の疲れ」を招くのか、また「目の疲れ」からくる
ストレスや体の不調とはどういう症状なのかについてお話します。
◎目の酷使が目の疲れを招く理由について
スマートフォンやパソコンでの作業中、つい画面に集中してしまうことはありませんか?
集中している時、私たちは無意識にまばたきの回数が減ってしまいます。
まばたきが減ると、目の表面が乾いてしまい(ドライアイ)、目がゴロゴロしたり、
重く感じたりします。
これが「目の疲れ」のサインです。
◎放置はさけましょう!「目の疲れ」が引き起こす様々なサイン
「たかが目の疲れ」と軽く考えていると、目以外の場所にも不調が
現れることがあります。
<からだのサイン>
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頭痛、吐き気
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首や肩のこり
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背中や腰の痛み、腕のしびれ
<こころのサイン>
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イライラする
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なんとなく不安になる
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気分が落ち込む
このように、目の不快な症状がストレスとなり、心身のバランスを崩してしまうこともあるのです。
では、どうすれば目の疲れを防ぐことができるのでしょうか。
次回は、すぐにできる目の疲れ対策についてお話します。
※倉敷市内の団体を対象に「大人」の見え方に関する出前講座を
おこなっています。
見えにくさに気づくチェックポイントや日常生活でできる
セルフチェックの方法などのお伝えしています。
出前講座をご希望の方がおられましたら、こちらからお申込みください。