👀日常生活用具のご紹介

視能訓練室では見えにくい方の自立支援のため訪問相談も行っています。

視覚障がいの利用者さんから「暑い日や寒い日に湿度や温度をすぐ確認したいが見ることが困難なので、なにか便利なグッズはないか」というご相談を受けました。

今回は利用者の方にご紹介した「音声式置き時計:トークライナー」についてご紹介します。

「トークライナー」とは...
音声で正確な時刻をおしらせするデジタル電波クロックです。
下記のようなさまざまな機能があります。

・ボタンを押すだけで現在時刻を音声で知らせてくれます。

・カレンダーやお部屋の温度・湿度を音声でお知らせします。

・アラーム時刻のセットなどの操作を音声ガイドで確認しながら行うことができます。

・「時報」設定により、毎正時自動的に時刻を音声でお知らせすることができます。

・1分ごとに15分間、現在の時刻を音声でお知らせする機能があります。
⇒この機能はお出掛け前など分刻みで時間管理をするのに役立ちます。

・日本語だけでなく、英語でもお知らせするバイリンガル機能がついています。

・コントラストの調節ができるため液晶画面の数字を濃くすることができます。

サイズ幅115㎜×奥行58㎜×高さ105㎜ 重さ260g

 

利用者さんの感想

「エアコンをつけるか判断するときに上部の横長ボタンを押せば室内の湿度や温度がすぐ分かるので助かっている。
とても便利なのでぜひ他の利用者さんにも勧めてほしい。」

 

 

トークライナーは日常生活用具「盲人用時計」の給付対象です。
基準額(上限額):13,300円

基準年限:10
対象者:視覚障がい1~2級の手帳所持されている方
その他の要件:学齢児以上

視能訓練室でも「トークライナー」がございますので、お試しいただけます。
お気軽にご相談ください。

参考サイト 眼科ケア:2010129号「眼科ケアなモノたち」

👀ライフパーク倉敷にて出前講座を行います

日 時:令和6年5月29日(水)10:00~11:30
場 所:ライフパーク倉敷 1階 中ホール
定 員:30名
対 象:一般の方(15歳以上)
受講料:無料
締切 :5月15日 水曜日
内 容:これってスマホ老眼?知って防ぐ眼のケア方法

スマホ老眼とは、スマホの画面を長時間見続けることにより
目のピントが合わず視界がぼやけることをいいます。

最近では20~30代の若い世代にも
手元の文字が見づらいといった老眼と同様の症状がみられます。

この出前講座では、スマホ老眼のメカニズムについて学び、
正しい眼のケア方法と今からできる対策について紹介します。

スマホと上手につきあい、眼にやさしい生活習慣を身につけましょう!

問い合わせ・申し込み先:ライフパーク倉敷 市民学習センター 
☎ 086-454-0011

皆さまのご参加をお待ちしています。

 

 

👀2/3にロービジョンサロンを開催しました

見えにくい・見えないために日常生活での不便さや困りごとを
軽減するために当事者同士で情報交換をしていただく場として
ロービジョンサロンを行いました。

年齢は70代から80代を中心とした利用者の方やそのご家族、
ヘルパーの方にもお集まりいただきました。

見えにくいからこそお互いに分かり合えることがたくさんあったようで、
皆さんの思いを共有できる場を設けることができてよかったと思いました。

また、福祉制度に詳しい視能訓練室のボランティアに
登録いただいている方にも参加いただき、
分かりづらい福祉の制度の基本について、
一般の方でも分かりやすいように
説明いただきました。

参加された方からは「外に出て、いろんな方の話が聞けるのは気分転換になる」
といった声をいただきました。

今後も参加者の皆さんから困っていることや分からないことについて、
一緒に勉強しながら、
考えていきたいと思います。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。^_^

👀ロービジョンサロン・ロービジョン生活相談のご案内

見えにくい・見えないための日常生活での不便さや困りごとを

少しでも減らすために見えにくい方のための座談会を開催していきたいと思います。

 

当事者同士の情報交換の場として「ロービジョンサロン」
現状を確認しながら視能訓練士と一緒に「できる方法」を考える個別相談として「ロービジョン生活相談」今後開催していく予定です。

皆さんのご要望を聞きながら、
必要に応じて、専門家の方にも参加していただき、
皆さんと一緒に考えながら
情報提供していきたいと思っています。

見えにくい方がどんな工夫をされているか
皆さんが日頃どんなことに困っているかなどを
共有できる場にしたいと思っています。

 

・ロービジョンサロン

偶数月の第1土曜日 10:00~11:30で予定しております。

次回は令和6年2月3日(土)に開催予定です。

場所:くらしき健康福祉プラザ 201研修室で行います。

対象:見えにくい・見えない方、そのご家族、保健・医療・福祉関係者等

内容:読み書き、移動、便利グッズ、視覚補助具、福祉制度の紹介等

スタッフ:視能訓練士等(必要に応じて各専門家と協力)

利用料:無料

 

・ロービジョン生活相談

毎月第3土曜日 13:30~15:00(予約制)

場所:くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階)

対象:見えにくい・見えない方、そのご家族、保健・医療・福祉関係者等

内容:読み書き、移動、便利グッズ、視覚補助具、福祉制度の紹介等

スタッフ:視能訓練士等(必要に応じて各専門家と協力)

利用料:無料

※来所が困難な場合はスタッフが自宅訪問することも可能ですのでご相談ください。

申込みやお問い合わせは下記のメール、電話からお願い致します。

 


お問い合わせ先

くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階)

電話番号:086-434-9885(火から土曜 9:00~17:00 祝日除く)

E-mail:miekata@kgwc.or.jp

ホームページ:https://kgwc.or.jp/miekata/


👀介護予防出前講座(まとめ)

いくつあてはまりましたでしょうか?

チェックが0の方:今のところ目は健康で、老化も進んでいない状態。定期的にチェックするようにしましょう。

チェックが1つあてはまる方:目の老化がじわじわと始まっていて、健康状態にも懸念はあるかもしれません。直ちに問題があるわけではないようですが、見え方が気になるようであれば眼科を受診されることをおすすめします。

チェックが2つ以上あてはまる方:目の老化が進みアイフレイルになっている可能性があるかもしれません。一度、眼科医で相談されることをおすすめします。

見えにくさや目の違和感を「歳のせい」「目の疲れ」と感じていませんか?

人生100年時代をいつまでも充実した日々を過ごすためには「目の健康」も大切です。

自己チェックをしていただき、見え方に気になることがあれば

眼科医に相談されることをおすすめします。

参照元:日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイト 

 

 

👀12/9(土)にロービジョンサロンを開催しました!

見えにくい・見えないために日常生活での不便さや困りごとを軽減するために
当事者同士で情報交換をしていただく場としてロービジョンサロンを行いました。

今回のテーマは利用者から要望の多かった「お料理について」でした。

年齢は70代から80代を中心とした利用者の方にお集まりいただきました。

皆さん、お料理を長年されている方々ですが、
「見えにくい」という共通のお悩みをもたれています。

調理でどんなことに困っているかなどのお話も皆さんで共有できました。

視能訓練室のボランティアに登録いただいている視覚障がい者の生活相談の経験がある方に参加いただき、
コントラストがはっきりする黒いまな板の紹介や
包丁など刃物はなるべく定位置に置くことや
保管しておく場所も家族で決めておくことが
大切というお話をされていました。

包丁を無理に使わなくてもテーブルナイフや
小ぶりのキッチンばさみで野菜や果物を切ることができるなど
視覚障がいの皆さんにとって、参考になるような便利グッズについて
たくさんお話してくださいました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。😄

今後も情報交換の場としてサロンを定期的に開催していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

👀介護予防出前講座(アイフレイルについて)⑩

アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。

アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。


・目が疲れやすくなった⇒5/13投稿ブログ
夕方になると見にくくなることがある⇒5/27投稿ブログ
新聞や本を長時間見ることが少なくなった⇒6/15投稿ブログ
・食事の時にテーブルを汚すことがある⇒6/30投稿ブログ
・眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多い⇒7/14投稿ブログ
・まぶしく感じやすい7/27投稿ブログ
・まばたきしないとはっきり見えないことがある⇒8/22投稿ブログ
・まっすぐの線が波打って見えることがある⇒8/31投稿ブログ
・段差や階段で危ないと感じたことがある⇒9/30投稿ブログ
・信号や道路標識を見落としたことがある

今回は信号や道路標識を見落としたことがあるについてお話します

「信号」や「道路標識」は視野でいうと上の部分にあたります。

「信号や道路標識を見落としたことがある」というのは

以前の項目でご紹介した【段差や階段が危ないと感じたことがある】と逆で、

上側が見えにくくなっているパターンにあたります。

緑内障で視野の上側が欠けていると、信号や道路標識など上にあるものを

見落としやすくなります。

緑内障の欠け方としては、上の部分が欠けてくる場合もありますし、

下の部分が欠ける場合もあるといわれています。

 

 

 

 

 

 

脳の病気(脳血管障害等)でも視野が欠けることがあるので注意が必要になります。

見え方で気になる場合は、眼科を受診されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

参照元:日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイト  
    

👀倉敷市民スポーツフェスティバルに参加しました

10/1(日)に倉敷市民スポーツフェスティバルに参加しました。

もぐらたたきゲームは小さいお子さんから大人まで幅広い年齢の方に楽しんでいただけました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。😊

当日は子どもや大人の目の健康に関するパネル展示をして、

たくさんの方に見ていただきました。

お子さんの目に関するご相談もあり、良い機会となりました。

10/15(日)はいきいきふれあいフェスティバルにも参加します。

目に関するクイズや景品なども用意しておりますので、

ご興味がある方は、参加いただけると嬉しいです。😀

 

 

 

 

 

 

👀介護予防出前講座(アイフレイルについて)⑨

アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。

アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。


・目が疲れやすくなった⇒5/13投稿ブログ
夕方になると見にくくなることがある⇒5/27投稿ブログ
新聞や本を長時間見ることが少なくなった⇒6/15投稿ブログ
・食事の時にテーブルを汚すことがある⇒6/30投稿ブログ
・眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多い⇒7/14投稿ブログ
・まぶしく感じやすい7/27投稿ブログ
・まばたきしないとはっきり見えないことがある⇒8/22投稿ブログ
・まっすぐの線が波打って見えることがある⇒8/31投稿ブログ
・段差や階段で危ないと感じたことがある
・信号や道路標識を見落としたことがある

今回は段差や階段で危ないと感じたことがあるについてお話します

年齢によって、段差でつまづきやすくなることがあると思います。

転倒するときの要因のベスト3の中に「見え方」も入っています。

見え方についてお話しします。
白内障など年齢を重ねてくるとコントラストの感度が落ちてくることがあります。

暗いところだと段差などの境目が分かりずらくなるとか1㎝とか2㎝とか少しの段差の判別が難しくなって、つまづいてしまうということもあるかと思います。

緑内障の中には下の視野が欠けてくると、段差のところが視野に入っていないため
つまづいて転倒する可能性もあります。

見え方と転倒というのは関係があるといわれていますので、
気になる場合はぜひ眼科を受診されることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

参照元:日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイト