👀介護予防出前講座(アイフレイルについて)②

アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。

アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。


・目が疲れやすくなった⇒5/13投稿ブログ
掲載
夕方になると見にくくなることがある
・新聞や本を長時間見ることが少なくなった
・食事の時にテーブルを汚すことがある
・眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
・まぶしく感じやすい
・まばたきしないとはっき見えないことがある
・まっすぐの線が波打って見えることがある
・段差や階段で危ないと感じたことがある
・信号や道路標識を見落としたことがある

 

今回は夕方になると見にくくなることがあるについてお話します。
老眼の人は、夕方になると見えにくくなったり、
手元が見えにくくなることがあると思います。

白内障でも夕方になると見えにくくなります。

年齢によって眼鏡の度数は変化するため、
適切な眼鏡を使わないと夕方に見えにくくなることがあります。

夕方になると自分が持っている目の力だけでは

ピントを調節することが難しくなってくるため、
目の疲れが蓄積されることもあります。

目の疲れは明るさにも影響することもありますので、
日常生活でできる目の疲れの予防として,室内の明るさを調整することもできます。

夏場や朝食のとき:昼光色
読書や勉強のとき:自然な光の全灯
冬場や夕食のとき:暖かい光の電球色など

白内障の場合は光が水晶体の濁りで乱反射してまぶしく感じますので,まぶしさを抑えたい場合は暖かい色の電球色などが適しています。

用途に応じて室内の明るさを調整することにより「目の疲れ」を予防できる場合もあります。

夕方の見えにくさの原因が目の病気があれば治療ということになりますが、
ピントを合わせる力を補うという意味では眼鏡を上手に使うことや
用途に応じて室内の明るさを保つことは有効な手段になってくると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

参照元:日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイト

👀介護予防出前講座(アイフレイルについて)①

アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。

アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。

  • 目が疲れやすくなった
  • 夕方になると見にくくなることがある
  • 新聞や本を長時間見ることが少なくなった
  • 食事の時にテーブルを汚すことがある
  • 眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
  • まぶしく感じやすい
  • まばたきしないとはっき見えないことがある
  • まっすぐの線が波打って見えることがある
  • 段差や階段で危ないと感じたことがある
  • 信号や道路標識を見落としたことがある

これから1項目ずつご紹介したいと思います。
1項目『目が疲れやすくなった』についてお話します。

みなさんの目は疲れやすいですか?

人の目のさまざまな不具合を『目が疲れる』という言葉で表現することがあります。人によって実際に起きていることや原因はさまざまですが、

目が疲れやすくなることで、
目はいろいろな影響を受けますので
さまざまな症状として出てくることがあります。

例えば肩こり、頭痛、めまい、などです。
原因が目であれば例えば、老眼ドライアイなどが原因である場合もあります。
目以外に原因がある場合もあります。

こうした症状の原因を見つけて、治すことが大切になります。

 

 

 

 

 

 

参照元:日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイト

👀介護予防出前講座(アイフレイルについて)

介護予防の出前講座させていただいた内容についてご紹介させていただきます。

アイフレイルをご存じですか?

アイフレイルとは『加齢に伴って眼が衰えてきたうえに、
様々な外的ストレスが加わることによって目の機能が低下した状態、
また、そのリスクが高い状態』のことを言います。

加齢に伴い目にはさまざまな症状が出てきますよね。

最初は無症状であることも多いですが、時に見にくさや不快感として自覚することもあると思います。

その状態を放置していると、衰えが進み、見え方の低下を常に自覚するようになります。

重度な障害に陥ると、回復は難しくなります。

早期に発見できれば、適切な予防・治療が可能となり、
進行を遅らせることや症状を緩和させることもできるようです。

目の衰えに早めに気づいていただき、早期発見して適切な予防・治療が大切です。

今後はブログにて数回にわたり、目の衰えについてセルフチェックの項目を
一つずつご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

参照元:日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイト

👀視能訓練室のご紹介👀視能訓練士について

4月から新しい年度が始まりましたがいかがお過ごしでしょうか。
新しいスタートをされた方も多いと思います。

●今回は視能訓練士がどのような職業なのか,どのような仕事をしているかについてお知らせしたいと思います。

1.視能訓練士について
「視能訓練士」と聞いても聞きなれない方が多いと思いますが,
看護師,理学療法士,作業療法士,言語聴覚士と同じような医療系の国家資格です。
「視能訓練士」は昭和46年からはじまった医療技術職で「見る」に関する検査,訓練が専門です。
視能訓練士の多くは眼科で勤務をしています。
具体的には,
1.視力検査,視野検査などの視機能検査
2.斜視,弱視の検査・訓練
3.健診・検診で視覚障がいのスクリーニング
4.視覚障がい者のリハビリ
などが主な業務になります。
眼科で検査を受けたスタッフが「視能訓練士」だったかもしれませんね。       (引用:日本視能訓練士協会HPより:https://www.jaco.or.jp)

2.くらしき健康福祉プラザの視能訓練室の業務について
くらしき健康福祉プラザは医療機関ではなく,保健・福祉施設のため,
眼科で勤務する視能訓練士とは少し違った仕事内容と思います。
主には倉敷市民を対象に見え方に関する相談・支援をしています。

1.見え方に関する相談支援
   倉敷市民の皆様(お子様から高齢者)に見え方に不安がある方の
   相談支援を行っています。

   視力は良好だが,「見る力(色の見え方、文字をしっかり見る力、
   形をしっかり捉える力)」に苦手さがあり,学習に困難がある小学生の
   相談支援を行っています。

2.視機能低下による生活困難の生活相談(視覚に障がいがある方)
   視覚からの情報は約80%と言われるぐらい日常生活には欠かせません。
   その視覚情報が少なくなると,当然,日常生活に困難な部分がでます。
   例えば,読み書き,移動が困ることが多いです。
   それを解決する方法として便利グッズの活用や工夫等を紹介しています。

3.出前講座
   子どもや大人の見え方に関する出前講座や講演会を行っています。

4.3歳児健康診査での視覚スクリーニング
   倉敷市が行なっている3歳児健康診査に参加し,視覚スクリーニングを
  行っています。

 倉敷市民の方で見え方で気になることがあれば,気軽にご相談ください。

 

👀出前講座「目の疲れ」について(まとめ)

「目の疲れ」について出前講座をさせていただいた内容で
過去のブログから「目の疲れ」原因について数回に分けて
ご紹介させていただきました。

「目の疲れ」の原因は主に4つあります。
1.ピントが合っていない⇒7/15のブログに掲載しています

2.目の病気が隠れている⇒8/15のブログに掲載しています

3.見る環境が適切ではない
1)PC作業との適切な距離・環境について⇒8/30のブログに掲載しています。
2)スマートフォンとの適切な距離・見方について
 ⇒9/16のブログに掲載しています。
3)室内の湿度・風環境を整える⇒9/30のブログに掲載しています。
4)室内の明るさを調整する⇒10/15のブログに掲載しています。

4.その他(目の酷使、ストレス、体の不調など)

5.まとめ

今回は「5.まとめ」についてお話します。

日常生活でできる「目の疲れ」の予防として体全体を健康に保つことも大事です。

またしっかり睡眠をとったり、お風呂につかってリラックスすることで
休養したり、軽い運動をすることやバランスのよい食事をとるということで
健康を維持することが大切です。

睡眠,運動,栄養のバランスをよくしていただき健康を保つことが
目の疲れの予防対策になります。

 

 

 

 

 

 

 

参考サイト:全国健康保険協会HP 食事と生活習慣で疲れ目・かすみ目予防!

👀出前講座「目の疲れ」の原因について⑦

「目の疲れ」について出前講座をさせていただいた内容で
過去のブログから「目の疲れ」原因について数回に分けてご紹介させていただきます。

「目の疲れ」の原因は主に4つあります。
1.ピントが合っていない⇒7/15のブログに掲載しています

2.目の病気が隠れている⇒8/15のブログに掲載しています

3.見る環境が適切ではない
1)PC作業との適切な距離・環境について⇒8/30のブログに掲載しています。
2)スマートフォンとの適切な距離・見方について⇒9/16のブログに掲載しています。
3)室内の湿度・風環境を整える⇒9/30のブログに掲載しています。
4)室内の明るさを調整する⇒10/15のブログに掲載しています。

4.その他(目の酷使、ストレス、体の不調など)

今回は「4.その他(目の酷使、ストレス、体の不調など)」についてご紹介します。

長時間のスマホやパソコン作業、テレビなどをずっと見続けて目を酷使すると
まばたきの回数が減ってしまうため、目が乾いたり、重くなることで「目の疲れ」が起こることがあります。

生活習慣を改善しましょう。
・なるべく1時間作業したら10分から15分は休むようにしましょう。

 

 

 

 

1日6~8時間の睡眠時間を確保することも心がけましょう。

※次回は日常生活でできる「目の疲れ」の予防として一番大事なことについて
お話します。

👀出前講座「目の疲れ」の原因について⑥

「目の疲れ」について出前講座をさせていただいた内容で
過去のブログから「目の疲れ」原因について数回に分けて
ご紹介させていただきます。

「目の疲れ」の原因は主に4つあります。
1.ピントが合っていない⇒7/15のブログに掲載中

2.目の病気が隠れている⇒8/15のブログに掲載中

3.見る環境が適切ではない
1)PC作業との適切な距離・環境について⇒8/30のブログに掲載中
2)スマートフォンとの適切な距離・見方について⇒9/16のブログに掲載中
3)室内の湿度・風環境を整える⇒9/30のブログに掲載中
4)室内の明るさを調整する

4.その他(目の酷使,ストレス,体の不調など)

前回に引き続き「3.見る環境が適切ではない4)」についてご紹介します。

今回は室内の明るさを調整することで「目の疲れ」を予防する方法について
お話しします。

  • 昼光色:朝の目覚めや夏場、朝食時などにおすすめです。
  • 自然な光(全灯)もしくは昼光色(50%):読書や勉強の時に適しています。
  • 電球色:冬場や夕食時は暖かい光の電球色がおすすめです。
  • 電球色(50%):就寝前などにおすすめです。

 

 

 

 

 

白内障の場合は光が水晶体の濁りで乱反射してまぶしく感じますので、
まぶしさを抑えたい場合は暖かい色の電球色などが適しています。

このように用途に応じて室内の明るさを調整することにより
「目の疲れ」を予防できる場合もあります。

 

参考サイト:「あかりの日」委員会 一般社団法人日本照明工業会

 

👀出前講座「目の疲れ」の原因について⑤

「目の疲れ」について出前講座をさせていただいた内容で
過去のブログから「目の疲れ」原因について数回に分けて
ご紹介させていただきます。

「目の疲れ」の原因は主に4つあります。
1.ピントが合っていない⇒7/15のブログに掲載しています

2.目の病気が隠れている⇒8/15のブログに掲載しています

3.見る環境が適切ではない
 1)PC作業との適切な距離・環境について⇒8/30のブログに掲載しています。
 2)スマートフォンとの適切な距離・見方について
  ⇒9/16のブログに掲載しています。
 3)室内の湿度・風環境を整える

4.その他(目の酷使,ストレス,体の不調など)

前回に引き続き「3.見る環境が適切ではない3)」についてお話します。

日常生活でできる「目の疲れ」の予防として室内の湿度、風の流れの調整をすることで改善できる場合もあります。

冬場や夏場などエアコンを使う機会が多いかと思いますが、エアコンを長時間使用すると、肌が乾燥するのと同じで眼も乾燥します。

エアコンを使用する際は、加湿器を使用したり塗れタオルを室内に干したりするなど湿度が下がりすぎないようにしましょう。

    

部屋の湿度は50%~60%は保つようにしましょう。

 

 

 

 

 

また、エアコンが直撃する場所で長時間過ごすと当然ながら目の乾燥を
加速させます。
可能であればエアコンや扇風機の方向を変えたり、
場所を移動したりして顔や目に直接当たらないように調整しましょう。

    

次回も引き続き日常生活でできる「目の疲れ」予防方法についてご紹介します。

 

👀出前講座「目の疲れ」の原因について④

前回に引き続き「目の疲れ」について
出前講座をさせていただいた内容で
過去のブログから「目の疲れ」原因について
数回に分けてご紹介させていただきます。

「目の疲れ」の原因は主に4つあります。
1.ピントが合っていない⇒7/15のブログに掲載しています。

2.目の病気が隠れている⇒8/15のブログに掲載しています。

3.見る環境が適切ではない
1)PC作業との適切な距離・環境について⇒8/30のブログに掲載しています。
2)スマートフォンとの適切な距離・見方について

4.その他(目の酷使,ストレス,体の不調など)

前回に引き続き「3.見る環境が適切ではない2)」についてご説明します。

今回ブログではスマートフォンとの適切な距離・見方についてお話します。

スマートフォンはパソコンやタブレットなどと比較すると画面が小さいこともあり、
目との距離が近くなりがちです。そのため目に疲労がでる可能性があります。

スマートフォンの画面はパソコンより目に近くなるため,距離に注意が必要になります。

スマホとの適切な距離は30cm以上といわれています。

目の疲れは、見る姿勢や距離などを見直すことで予防・改善することができる場合
があります。

スマートフォンは顔よりも下に配置する

顔全体を下げるのではなく、見下ろすように見る
目を開けすぎるとまぶたも目も疲れるため、見下ろす姿勢で見るようにすると
リラックスした状態で画面を見ることができます。

※次回は引き続き、目の疲れ予防として日常生活でできることについてお話します。

 

👀出前講座「目の疲れ」の原因について③

前回に引き続き「目の疲れ」について
出前講座をさせていただいた内容で
過去のブログから「目の疲れ」原因について
数回に分けてご紹介させていただきます。

「目の疲れ」の原因は主に4つあります。
1.ピントが合っていない⇒7/15のブログに掲載しています

2.目の病気が隠れている⇒8/15のブログに掲載しています

3.見る環境が適切ではない

4.その他(目の酷使,ストレス,体の不調など)

今回は3.見る環境が適切ではないについてご説明します。

「見る環境が適切ではない」ことが原因で眼が疲れているかもしれない症状とは...
・目が疲れて首や肩がこることがある
・目を使いすぎると頭痛や吐き気がすることがある
・全身がだるくて疲労を感じることがある
・睡眠不足を感じることがある

疲れ目を放っておくと目の疲れ以外にも,肩こり,首のこり,頭痛,イライラなど
体全体に症状がでてきます。

目の疲れを予防する方法は・・・
・携帯・パソコンとの適切な距離が大切になります。

パソコン作業の適切な環境とは・・・
ディスプレイと目の距離は40cm以上距離をとることが望ましいとされています。
また、猫背やテーブルにもたれかかるような姿勢だとディスプレイとの距離が近くなりがちです。そうならないように、ディスプレイを置くテーブルの高さや椅子の高さを調整しましょう。

部屋の照明が薄暗く感じる場合はデスクライトを使用することをおすすめします。

この他にも目を休める工夫をしたり,
まばたきの回数を増やすなど目をいたわりましょう。

1時間パソコンを連続で作業する場合、15分くらいの休みを取るといいといわれています。

休みがとれない場合は、コピーをとるなど他の仕事をはさんだり、
時々窓の外をぼんやり見たりするなど、目を休める工夫をしましょう。

※次回はスマートフォンの画面との適切な距離についてお話します。

参考:日本眼科医会HP