👀介護予防出前講座(アイフレイルについて)⑦

アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。

アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。


・目が疲れやすくなった⇒5/13投稿ブログ
夕方になると見にくくなることがある⇒5/27投稿ブログ
新聞や本を長時間見ることが少なくなった⇒6/15投稿ブログ
・食事の時にテーブルを汚すことがある⇒6/30投稿ブログ
・眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多い⇒7/14投稿ブログ
・まぶしく感じやすい7/27投稿ブログ
まばたきしないとはっきり見えないことがある
・まっすぐの線が波打って見えることがある
・段差や階段で危ないと感じたことがある
・信号や道路標識を見落としたことがある

今回はまばたきしないとはっきり見えないことがあるについてお話します

ドライアイの方に多い症状のひとつです。

涙には「質」と「量」があります。
涙の「質」は脂分の量のことをいっています。

加齢により涙の油分の量が減るため、
涙が蒸発しやすいので、目が乾きやすくなります。

涙には脂分があって、涙を蒸発しにくくする役割があります。

この脂分が不足すると、目が乾きやすくなってドライアイになりやすくなり、
見えにくくなるため、脂分はみなさんにとって大切になります。

加齢により涙の「量」も減少するといわれています。

涙の「量」が減ると、目の表面がデコボコになりピントが合いにくくなり、
目が乾くと、はっきり見えないようになることがあるといわれています。

まばたきすると目の涙で「でこぼこ」している表面が均等になるので、
「ちょっと見やすくなった」と感じることがあると思います。

涙というのは見え方に関わりがあります。

新聞やスマホを一生懸命見ようとするとまばたきの量は減少するといわれています。

通常と比べて1/3程度減るといわれていますので、
目が乾きやすくなり、見えにくくなります。

日常生活でできるドライアイの対策は意識的にまばたきをすること
目を休ませることも大切になります。

また、該当される方は眼科を受診し、目の状態を確認してもらって、
効果のある処方薬で対応することをおすすめします。

 

 

 

 

 

参照元:日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイト