見えにくい・見えないために日常生活での不便さや困りごとを
軽減するために当事者同士で情報交換をしていただく場として
ロービジョンサロンを行いました。
今回のサロンでは初めて2組参加される当事者やそのご家族の方もおられました。
当事者の年齢は70代から80代を中心とした利用者の方やそのご家族、
ガイドヘルパーやケアマネージャー、ボランティアなど
当事者だけではなくサポートされている関係者の方々にも参加いただきました。
前半では、見えにくい方でも映画を楽しむことができるシネマデイジーの体験会を
おこないました。
今回は釣りバカ日誌の一部分(スズキを吊り上げる様子)を皆さんに紹介しました。
主音声「おーい、きたぞ!」
副音声「竿が引っ張られる、リールを巻く」
主音声「おー、お見事!」
副音声「はっちゃんが釣り糸を引き上げる」
このようにシネマデイジーとは、映画本編の主音声を、登場人物の動きや場面、背景などの視覚情報を言葉で説明した音声解説(副音声)とともに録音したものです。
再生機でデイジー図書のように聴くことができます。
日本ライトハウス情報文化センターにも情報が掲載されていますので、
興味のある方はご覧ください。
音声解説 ~映画を楽しむ~
後半は障がい福祉サービスの一つで移動が困難な当事者にガイドヘルパーが同行して、移動時及びそれに伴う視覚的な情報提供や移動の援護などを行う「同行援護」について皆さん積極的に情報交換されていました。
当事者の方からの感想として
「同じ悩みを抱えている当事者の話が聴けるので毎回励みになる」
「この会で皆さんと会えるのが楽しみ」
などの声をいただきました。
今後も、当事者同士が情報交換できる場として日常生活で困っていることを参加者の皆さんで共有して、一緒に考えていきたいと思います。
今回ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。😊
※このロービジョンサロンでは見えにくい、見えない方々が
集まり日常生活で感じる不便さや困りごとを共有して、
できる方法や工夫について情報交換を行っています。
詳しくはこちらからご覧ください。
倉敷市内の見えにくい、見えない方、そのご家族、保健・医療・福祉関係者の方々で
興味のある方は下記のメール、お電話からお申込みください。
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くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階)
〒710-0834 倉敷市笹沖180番地
☎086-434-9885(火から土曜 9:00~17:00 祝日除く)
E-mail:miekata@kgwc.or.jp
ホームページ:https://kgwc.or.jp/miekata/
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参照:日本ライトハウス情報文化センター