👀介護予防出前講座(アイフレイルについて)④

アイフレイル(加齢による目の機能低下)を自己点検してみましょう。

アイフレイルのチェック項目は全部で10項目あります。


・目が疲れやすくなった⇒5/13投稿ブログ

夕方になると見にくくなることがある⇒5/27投稿ブログ
新聞や本を長時間見ることが少なくなった⇒6/15投稿ブログ
食事の時にテーブルを汚すことがある
・眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
・まぶしく感じやすい
・まばたきしないとはっき見えないことがある
・まっすぐの線が波打って見えることがある
・段差や階段で危ないと感じたことがある
・信号や道路標識を見落としたことがある

 

今回は食事の時にテーブルを汚すことがあるについてお話します。

該当される方はもしかしたら、
今使っている眼鏡が適切ではない場合もありますが、
白内障で目がかすんでいることで中間距離が
見えにくくなっている可能性もあります。
また、緑内障で一部見えにくい部分がある可能性もあります。

今回は眼鏡についてお話します。
例えば食事の時、年齢とともにピントを合わせる力が少なくなると、
いろんな距離にピントを合わせにくくなります。

遠近両用をかけたとしても、中間距離を見るための範囲(幅)が
どうしても少なくなるためなんとなく見えるけれども
中間距離50~60センチのピントが合っていないため、
はしの位置が分からなくなったり、 
ご飯をこぼしたりという場合があります。

中間距離は日常生活の中でも見る機会が多いため、大事です。

そういう意味では上手に眼鏡を使うということは大切になってくると思います。

例えば「食卓の上に置いてあるお皿の中身を見たい」など物や距離に合わせて眼鏡を処方してもらうことが可能です。

運転をする場合は遠くの景色やナビなどの近くもみることもあるため、
遠近両用の眼鏡が適切となります。

近くの文字を見たい場合は「近用眼鏡」であればレンズの幅をたくさん使えます。

遠近両用眼鏡は近くの見える範囲(幅)がどうしても狭くなりますので、
できれば5メートル~30cmが見えやすい「中近両用眼鏡」
1メートルから30㎝が見えやすい「近々両用眼鏡」などを
使っていくと見えにくさが減っていく可能性があるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

参照元:日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイト