「見え方お助けグッズ展」では倉敷市在住の見えない・見えにくい方や
そのご家族や福祉関係者の方々、
開催にご協力いただいたボランティアの方にも
お集まりいただきました。
前半ではミニ講座:「安心安全な移動について」
というテーマでNPO法人視覚障害者ヒューマンガイドテクニック・インストラクター協会の藤尾愛一郎氏に講演いただきました。
当事者の病院受診や市役所手続きなどの書類代筆や買い物、花見、コンサート、パソコンの勉強や若い方だとジムなど日常生活のさまざまな場面で外出に同行し、
視覚情報の提供などを行いながら、ガイドヘルパーとしての失敗談や課題など貴重な体験談を聞くことができました。
参加者の皆さんは熱心に聞いておられました。
〇便利グッズのコーナーの様子について
岡山県視覚障害者自立支援センターでは見えにくい方でも
音声を聞きながらタイマーセットできるボイスタイマーや
料理で重さを音声で教えてくれるボイスクッキングスケールなどや
文字を拡大して読める携帯型拡大読書器、
音声血圧計や音声腕時計など便利グッズが展示されていました。
岡山盲学校のコーナーでは
点字ができる点字器や学習で役立つ拡大教科書や点字教科書、
余暇活動として使えるすず入りボールや金属球の入ったボールが転がる音を頼りに
ラケットでボールを打つサウンドテーブルテニス(卓球)などが展示されていました。
保健福祉相談室のコーナーでは杖や
車いすなど展示がありました。
どのコーナーでも参加者の方々は、説明を熱心に聞きながら興味深く、
実際に見て触ったり、操作したり、
さまざまな体験されていました。😄
参加者の感想として
「文字が拡大するのは便利なので、これなら使って見たい」
「各ブースで丁寧に説明をしてもらい、とても参考になった」
などのお声をいただきました。
今回「見え方お助けグッズ展」にご参加いただいた皆さん、
ご協力いただいたボランティアの皆さん、ありがとうございました。😊
ミニ講座の様子
岡山県視覚障害者自立支援センターの展示コーナー様子
岡山盲学校の展示コーナー様子
保健福祉相談室の展示コーナー様子