ことばあそび さかさことば

【ことばあそび】

 今日は【さかさことば】をしたいと思います。

【対象】4歳後半から

【人数】1人から

【準備するもの】 なし

【目的】

 単語の音を意識する

 2つ以上の音を覚える

 音を正しく並び替える

 情報を覚えて、頭の中で操作する

【やりかた】

「りんご」のような単語を「ご・ん・り」と逆さから言う。

「ご・ん・り」と言って、逆さから言うと「何の単語でしょう?」とクイズにしてもいいですよ。

文字で見るとわかりやすいですが、音だけだと案外難しいものです。徐々に文字数を増やしながらお題を出し合って遊びましょう

間違ったり正解したりすることを楽しみましょう。

最初は絵カードや文字カードのヒントがある方が楽しめるお子さんもいます。

正しく言えなくて自分でじっくり考えたり、間違っている事に気付けたりしたら褒めてあげてくださいね。


参考図書 へんしんトンネル

5歳児健診について(保護者向け)

5歳児健診について(保護者の皆さまへ)

国では「5歳児健診」を全国で進めていく動きがあります。まだ実施されていない地域でも、今後始まる可能性があります。

「どんな健診なのかな」と思われる方も多いと思います。ここでは、子ども家庭庁でお伝えしている内容を、やさしくまとめてご紹介します。

5歳児健診ってなに?

5歳児健診は、年中さんの年度に行う健診です。お子さんがこれから迎える集団生活や小学校生活を、安心してスタートできるように行われます。

5歳ごろは、

  • 言葉がぐんと増える
  • お友だちとの関わりが深まる
  • その子らしい発達の特徴が見えやすくなる

そんな大切な時期です。この時期にお子さんの様子を見つめることで、必要なサポートを早めに届けることができます。

健診では、

  • 身体の成長
  • 言葉やコミュニケーション
  • 集団での行動や社会性
  • 睡眠・食事・排泄・メディアなど生活習慣
  • その他の病気や発達の特徴

を確認します。

 

どんなところを見るの?

身体の健康だけでなく、集団生活でのふるまいや社会性も見ていきます。

たとえば、

  • 注意がそれやすい
  • 落ち着きにくい
  • ことばが出にくい
  • 特定の場面で話しづらい
  • 発音が気になる

といった様子が見られることがあります。

気になる点があれば、専門の相談や医療・福祉・教育の支援につなげることができます。早めに気づくことで、お子さんがより過ごしやすくなるサポートを受けられます。

また、生活リズムや食事、メディアとの付き合い方など、学童期に向けて整えておきたい習慣についてもお話しします。子育ての心配ごとを相談できる良い機会にもなります。

健診の結果は、必要に応じて小学校や関係機関と共有し、就学後もスムーズに支援が続くようにしていきます。

 

 健診後に受けられるサポート

  • 市の心理相談
  • 福祉施設での相談
  • 医療機関での相談
  • 幼児指導教室・通級指導教室での相談

お子さんの成長を、いろいろな機関で見守っていくことが出来ます。


参考HP

子ども家庭庁乳児検診に関する取り組み

新年度の今こそ、ことばの相談のタイミングとして最適

 新年度の今こそ、相談のタイミングとして最適です。

お子さんの「ことば」の心配事は、日々の中でふと気づくものですよね。
そして、気になった時点で先生に相談するのはとても自然で、むしろ良い判断なんです。

ご本人やご家族からの情報は、先生がその子を理解するための大事な材料になります。
「こんなところが気になっていて…」と伝えてもらえると、先生も安心して見守りやすくなるんです。

小学校、中学校では発音やことばの練習をする通級指導教室(ことばの教室)という場所が全国の小中学校にあります。

その中でも、発音や吃音でことばの教室に通っている子どもたちは大きな割合を占めています。

ことばの教室に通っていない人の中でも「自分だけがうまく話せない」「言葉を噛むだけ」「コミュ障だから」と悩みを打ち明けられずにいる人がもまだまだ沢山いるのではないでしょうか?

言語聴能訓練(げんごちょうのくんれんしつ)でも、ことばについて悩みごとがあれば、相談できます。

まずは、電話かメールで連絡してくださいね。

連絡フォーム 『小・中・高校生のみなさまへ

 


参考HP

 

独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

 

 

 

 

 

 

 

突然、聞こえに違和感が出た時は病院へ

今日は3月3日耳の日です。

私たち、言語聴覚士は発音や吃音の訓練や相談だけでなく

「話すこと」や「聞くこと」などのコミュニケーションに障害を持った人や「食べること」に障害を持った人に対して、検査や回復するためのリハビリテーションを一緒にしていくことを仕事としています。

そこで、今日は何の予兆もなくある日突然に聞こえに異常を感じたら出来るだけ早く医療機関を受診しましょう。というお話です。

ごく稀ですが、言語聴能訓練室にも

最近、突然片耳が聞こえなくなったけどどうしたらいい?

突発性難聴と言われたけれど、貰った薬を飲まなかった。症状がよくならないけどどうすればいいのか?

というご相談を頂きます。残念ながらプラザは医療機関でないためこういったご相談は耳鼻咽喉科へ受診するようにお勧めするしかありません。

 

突発性難聴という病気を聞いたことがあると思います。

芸能人の方も何人か罹患されたことを公表されていますよね。

突発性難聴になった場合、発症から48時間から遅くとも1週間以内に治療を開始されることが望ましいと言われています。
ネットで検索すると2週間から1ヵ月と書かれている場合もありますが、早いに越したことはありません。
治療が遅くなればなるほどに治りにくくなるようです。

早期に治療を開始安静にすることで耳の状態を元通りにする確率が上がります。

以下のいずれかの症状がに突然始まったら、すぐに近くの耳鼻科を受診しましょう。

・高いところに行った時のような耳の違和感
・音が二重に聞こえたり、割れて聞こえる
・耳なりがする
・耳に水が入った感じ
・音がエコーがかかったように聞こえる
・音が聞こえない、聞こえにくい
・めまいや吐き気がある

治療法は主に内服薬の服用をしながらの自宅療養ですが、症状の強さや他にも病気がある方は入院が必要な事もあります。

突発性難聴は、片耳ずつ別々に発症することが多く聞こえが悪くなったことに気づきにくいことがあるかもしれません。

違和感があると感じた際は、遠慮せず耳鼻科で相談してみましょう。

また、突発性難聴に似た耳の病気もあります。

自己判断はけしてせず医師から「もう来なくていいよ」と言われるまでしっかり治療しましょう。

突発性難聴の原因は不明ですが、ストレスや過労などで発症するとも言われています。
受診後は、薬を指示された容量でただしく服用し、安静にして過ごしましょう。


参考サイト:https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/sensory-organ/s-001

3歳児健診での聞こえのチェックの大切さ③

 
 
3歳児健診で同様に行われている
指こすり検査は 3歳児健診での聞こえのチェックの大切さ② をご覧ください。

 

ささやき声の検査 

【検査の前の準備】
① テレビなどの音を消して部屋をしずかにしてから検査をしてください。
② 絵シートを子どもの方向に向けて置き、テーブルなどをはさんで1mくらい離れ、
向かい合って座ります。

絵シート

【練習しましょう】
① まず普通の声(会話する時の声)で練習をしましょう。
② 「この中の絵の名前を言うから、絵を指さしてね。」などと子どもに説明し、普通の声で6個の絵を全て正しく指せるかを確認しましょう。

※「ワンワン」ではなく「いぬ」というように呼び方を教えます。

【検査をしましょう】
① 「今度は小さな声で名前を言うから、よく聞いて、指さしてね。」と子どもに説明し、口元を手や紙などで隠し、6個の絵を、ささやき声で1回ずつ言います。
②6つのうち5つ正しく指させた場合は「聞こえた」と判断します。

【検査の時に注意すること】
① 絵の名前を言うのは1回だけです。聞き返されても繰り返し言わないでください。
② ささやき声が大きくならないように注意してください。
 注:ささやき声は、ないしょ話のように息を出すだけで話すこと。のどに手を当てても振動が感じられない状態のこと です。

普通の声では聞こえているのに、ささやき声になると正しく指せない時は聞こえにくさがあるかもしれません。

その場合は 倉敷市の3歳児健診又は耳鼻科にて相談してみてください。

参考動画  日本耳鼻咽頭部外科学会 公式チャンネル

 

ことばの遅い子③ わかっているけど反応がゆっくりな子どもへの関わり

わかっているけどことばを話さないと相談される親御さんに「お子さんへの言葉かけが少し多いかもしれません。」とお伝えする場合があります。

親御さんの声掛けが多いと

子どもの反応やことばのタイミングを奪っている場合があるからです。

 

理解しているけど、子どもの反応がゆっくりな時は

見守って子どもの応答(視線や動作やことば)がでてくるかを、待つことが大事です。


親子で遊んでいる様子の例より

親:「何して遊ぶ?」

子ども(2歳):動かない。初めての場所で複数ある玩具を見つけても立ったまま。

 

親:「これみて?ボールかな。」「そっちには〇〇ちゃんのすきな絵本があるよ。」(人形をもって)「かっこいいロボットだね。」

子どもに次々と声掛けをする。

 

子ども:新しい声かけに固まってしまう。

 

親:「(遊んでみせる)たのしいぞ。ほら、やってみて。」

興味をもたせる為に先にやってみせる。

 

子ども:ボールに手を伸ばすも、

別のことを話しかけられ

ボールを手放し人形を持つ。

 

子どもは多くの刺激を処理できない為反応が遅くなります。

 

まずは、

子どもの視線や興味に合わせてあげましょう

一緒に遊ぶことでコミュニケーションが楽しくなりことばの成長にもつながります。

 

 

 

 

 

 

ことばの遅い子① ことばの遅い子②

おもちゃの貸し借り① 

おもちゃの貸し借り②

 

加齢性難聴②

前回は加齢性難聴とはどういうものか簡単にご紹介しましたが、今回は「もしかして加齢による難聴かな?」と思ったときにできることについてご紹介します。

まず、聞こえの状態を知るために耳鼻科で耳の検査を受けましょう。
聞こえの程度によっては、補聴器などを利用するなど、専門医のアドバイスを受けるとよいでしょう。

歯医者さんや健康診断に行くように、耳鼻科で耳の健康について定期的な健診を受けることは、難聴だけでなく、聞こえ全般にとって大切なことです。
気軽に相談してみることをおすすめします。

ご家庭で普段からできること
• にぎやかな場所で話をするのは、聞こえに問題がない人にとっても疲れるものです。
• 聞こえづらくなった方と話すときは、テレビやラジオを消して、静かな場所でゆっくりと話ができる環境を整えましょう。
• 聞こえづらさを感じているご本人も、そのことをご家族やご友人に伝えておくことで、楽しく会話する機会を増やしていけるといいですね。


参考文献

1,一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
[https://jibikaikai.or.jp/info/hearing/](最終閲覧日:2025年9月30日)

加齢性難聴①

 年を重ねると、耳が聞こえにくくなることがあります。これを「加齢性難聴」といいます。加齢性難聴になると、人との会話が減り、外に出る機会も少なくなりがちです。その結果、体を動かすことが減り、筋力が落ちてしまうことがあります。これが「フレイル(虚弱)」につながる可能性があるのです。
特に、75歳以下の元気な方では、加齢性難聴が原因で活動量が減り、フレイルになるリスクが高まると考えられています。
でも、心配はいりません。自分に合った補聴器を使い、きちんと調整してもらえば、会話や地域の活動に参加しやすくなります。人と話すことや外出することが増えれば、心も体も元気になります。

聞こえが悪くなることで、周囲の話が分かりづらくなり、会話についていけないことが増えてくるようになります。
また、話しかけられても一度では聞き取れず、何度も聞き返すことが増えてしまい、人との会話を避けがちに…。
聞き返した際に、ただ大きな声で話されて、余計に聞き取りづらく、イライラしやすくなったりしていませんか?
また、ご家族にテレビやラジオの音量が大きすぎると注意されることが増えているようなら要注意です。
聞こえづらさが進むと、人と話すことが面倒になったり、外出の機会が減ったりすることで、気持ちがふさぎ込んだり、頭がぼんやりしてくる可能性もあります。

最近、ご自身やご家族で耳の聞こえが気になる方は、早めに耳鼻科の医師と相談しながら早めに対策していくことをお勧めします。

対策の1つ補聴器は、元気な毎日を支える大切な道具です。


参考文献

1,一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
[https://jibikaikai.or.jp/info/hearing/](最終閲覧日:2025年9月30日)

2,小川高生ほか,一般般地域住民におけるフレイルと聴力の関連,日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会126 巻 (2023) 12 号

聞こえにくさ、ひとりで悩まないで

「最近、会話が聞き取りづらい」「テレビの音量が大きくなった」と感じることはありませんか?
それは、もしかすると加齢性難聴のサインかもしれません。
年齢とともに変化する“聞こえ”について、正しく知り、早めに対策することが、これからの生活の質を守る第一歩です。

加齢性難聴とは?

• 加齢性難聴とは、年齢に伴って聴覚機能が低下する状態です。

• 残念ながら、根本的な治療法はありません。

• 聞こえづらさの状態によっては、早期に補聴器などを適切に使うことで「聞こえ」を改善し、言葉を聞き分ける力を保つことができます。

まずは、あなたの聞こえをセルフチェックしてみましょう。


👂 聞こえのセルフチェック

最近こんなこと、感じていませんか?
• 会話が聞き取りづらい
• テレビの音量が大きくなった
• 呼びかけに気づかないことがある
➡️ ひとつでも当てはまったら、耳の健康をチェック!


⚠️難聴の原因は加齢だけじゃありません

実は、耳の聞こえづらさにはいろいろな原因があります。加齢によるものだけでなく、中耳炎や耳垢、ウイルスなどが関係している場合もあるんです。

耳鼻咽喉科でしっかり診察してもうことで、聞こえづらさは、治療によって改善できる可能性もあります。
だからこそ、「なんとなく聞こえにくいな」と感じたら、まずは耳鼻咽喉科で相談してみてください。
早めに対策することで、これからの毎日がもっと快適に、もっと安心して過ごせるようになります。
あなたの「聞こえ」を守るために、今できることから始めてみませんか?


引用・参考HP

1,一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
[https://jibikaikai.or.jp/info/hearing/](最終閲覧日:2025年9月30日)