言葉の発達はお子さんによって個人差がとっても大きいため、相談機関や病院で相談しても
「様子を見ましょう」
と言われることは少なくありません。滑舌の悪い子や、発音が違う子。言葉が少ない子。逆にずっとしゃべっている。という子もいますよね。様々な心配事があるかと思いますが、決心して相談したのに
「様子を見ましょう」
と言われると安心される方もいらっしゃる一方、心配が募ってしまう場合もありますよね。
様子を見ましょうという言葉には
「(年齢的に心配ないからこのまま大きくなれば、自然とよくなりそうだけど念のため一定期間して改めて相談してもらうために)様子を見ましょう」
「(今後成長とともに問題なくなる可能性もあるし、お子さんの困り感につながる状態になる可能性もあるので、一定期間を経て、改めて検査や評価をする必要があるので)様子を見ましょう」等があります。
そこで「様子を見ましょう」と言われたときに気を付けて確認しておきたいいくつかの事を【発音の誤りを相談した場合】を例に挙げてみます。
①様子見はいつまで?
一定の年齢や子ども言えないことを気にしだす頃。
②何に気を付けて様子を見る?
子どもが言いにくさを気にしているか、ご飯をしっかり噛んでたべているか等。
③様子見の間、生活や園での関わりで出来ることはあるか?
発音の誤りを指摘したりせず、正しい言葉をさりげなく聞かせてあげる。
相談してくださる方から上記3つの事を「どうすればいいの?」と聞いてくださると、相談窓口でもより具体的なお話をしてもらえるかなと思います。
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