水島児童館にて
言語聴覚士がお子さんのことばについての個別相談を行います。
ことばがゆっくりなことが心配、はっきりしたことばをしゃべれていないかも…
など、ことばに関することであればどんな小さなことでも相談できます。
相談をご希望の方は、水島児童館にお問い合わせください。
日時:令和8年2月19日(木)10時00分~12時00分
対象:年齢は問いません
場所:水島児童館
問い合わせ: 水島児童館 086-448-0650
水島児童館にて
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ことばがゆっくりなことが心配、はっきりしたことばをしゃべれていないかも…
など、ことばに関することであればどんな小さなことでも相談できます。
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日時:令和8年2月19日(木)10時00分~12時00分
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子供の発音の誤りが小学生になっても続く場合、次のような点に注意してみましょう。
どうしたら良いか
家族ができること
関連記事
②学校で発音について指摘されたら~言語聴能訓練室でチェックすること~
参考文献
日本言語聴覚士協会,言語聴覚療法臨床マニュアル,協同医学書出版社,1992
学校で、発音の誤りについて指摘された、というご相談が増えています。
以前別の記事でも書かせていただいたように、発音の練習は早く始めた方が良いというものではありません。
特に小学生以降は、自分の意思をしっかり持てるようになってきますので、ご本人のやる気はとても大切です。
保護者の方の中には「実はずっと気になっていた」という方や、「指摘されて初めて気づいた」という方もおられると思います。
それでも、発音の誤りについてお子さんと改めて話をするという機会がなかった場合に「具体的にどんなことを話せばいいの?」と思われると思います。
学校で発音について指摘された場合、まずご家庭でも以下の事についてお話してみてください。
本人は発音の誤りを気にしているか?
気づいていると言えなくても
小声で話す
話すのを避ける
聞き返すと黙ることがある
本人は発音の誤りで困っていることがあるか?
具体的な場面だと
本読みでうまく読めないことがある
友達と話をしていてよく聞き返される
発音の練習は、ご本人のモチベーションがないと続きません。また、練習で言えるようになっても、発音の誤りに気付いていないと普段の生活の中でも正しい発音ができるようになりません。
ご家庭で話し合った結果、お子さんご本人が 1 や 2 のようなことをお話してくれるようであれば、発音の練習について相談する良いタイミングと言えます。
今日は発音の発達のお話です。
言葉がはなせるようになると、発音が気になるようになりますよね。
発音の発達は個人差がありますが、いくつか特徴があります。
発音発達の特徴
①「サ」「ザ」行、「シャ」行、「ラ」行の音、「ツ」はおおむね4歳以降に完成し、それ以外の子音は4歳ごろまでに完成します。
たとえば、”さかな”が「しゃかな」「ちゃかな」になる等は、発達の過程でよくみられる誤りですので、お口の動きが上手になってくると「さかな」と徐々に言えるようになることがあります。
②それぞれの音が出始めて、完成するまでの間には、言えたり、言えなかったりという状態をいったりきたりします。ことばの音の並びによっていいにくかったり、言いやすかったりします。
たとえば「さかな」は言えるけど”おかあさん”が「おかあしゃん」となる等、音の並びやことばの長さで言えない事もあります。
③それぞれの音の出現時期・完成時期については個人差が大きいです。発音も「ことばの発達」の一部ですのではっきり言えなくてもお子さんとことばでやりとりをすることがとても大切です。
関連記事 ことばの相談について
今回は口唇の筋力upする遊びを紹介します。
2歳になってもよだれがでる、気が付くと口が開いている、食べこぼしが多い、食べる時にクチャクチャ音がするなど、
気になる場合はやってみてください。
また、マスクをする習慣が長期化しているため
口呼吸になり呼吸が浅くなる、口の可動域が狭くなると、
会話(発音)が聞き取りにくくなります。
口唇の開閉、口をすぼめる、口角を引く動きは食事や発音に効果的です。
お口周りをしっかり動かすために
ストローを噛まずに吹く→唇でストローを支える時の筋力+吸う力は発音に効果的。
水がこわくない子は、お風呂に直接鼻から下をつけながら、「ぶ―」を長く言う。顔を上げる時に口を大きく開ける。
関連記事
【はつおんあそび】第3弾
【お口ジャンケン】を紹介します![]()
お口の体操より動きは少ないですが、遊びながら少しでも楽しくお口を動かす練習が出来たらいいなと思います。
【対象】 4歳以降
【ねらい】
唇や舌の動き向上
唇や舌を意識する
【やりかた】
ぐー(タコのくち)
ちょき(ベロをだす)
ぱー(くちをあける)
グーチョキパーの口の形を確認する。
「じゃんけん」の掛け声でジャンケンをする。
口の形をしっかり止めて、お互いに見るように気を付けましょう。
ベロを出す時は、口をしっかり開いてベロの力だけで動かすとより効果的です。
グーチョキパーの口の形を変えて、色々な動かし方をしてみましょう。
「りんご」を「ご」と言うなど
単語の名前の最初や最後だけしか言わない。というご相談を受けることがあります。
「りんご」と伝えたいのだけれどうまく言えず「ご」と発音したり、「ひこうき」を「こーき」と発音することを専門用語で「ワードパーシャル」と言います。
こういう、単語の一部だけしか言わない時期は言葉の出始めから2歳代くらいまでは、比較的よく見られます。文も話しているようだけど一部だけしかはっきり聞き取れず 🙁 (何か伝えたいんだろうけど、よくわからないな)ともどかしい経験をされている保護者の方は多いのではないでしょうか?
発音の未熟さでもありますが、音を覚えておくことや複数の音を頭の中で並べる事の未熟さが原因であることもあります。
こんな時思わず一文字ずつ復唱させて
:-) 大人「り」→子「り」
🙂 大人「ん」→
子「ん」
🙂 大人「ご」→
子「ご」
🙂 大人「りんご」→
子「ご」
と言わせたくなってしまうものですが”りんご”だと言えない。という事はよくあります。
でも、子どもは“りんご”と言っているつもりなので言いたい気持ちを汲み取って「そう、り ん ご」と正しい言葉をゆっくり、聞き取りやすい発音で復唱してあげましょう。
何度も聞くことで記憶が強化され音を組み立てる力にも繋がります。
文字に興味のある子なら、文字も一緒に示してあげてもいいでしょう。
3歳を過ぎても言葉の一部を言うことの方が多く、正しく言える言葉が増えないような時は、専門家と丁寧に様子を見守りながら成長を観察することが必要な事があります。また、ことばを聞く練習やことばを組み立てる練習が必要なことがありますので小児科医や保健師さん、専門家(言語聴覚士など)に相談してみてください。
参考文献
言語委員会言語発達遅滞小委員会(1998)〈S-S法 〉言語発達遅滞検査 を用いた健常幼児の言語能力調査
言語聴能訓練室の発音の相談で最も多いのが、このタイプです。
「サ行が言えない」「発音がはっきりしない」「ことばが遅い」等で相談に来られることが多いです。
今まで「発音のお話」で書かせていただいている記事は、この機能性構音障害について書かせていただいています。
大体は、発音の発達過程でみられる子音の誤りであることが多く、経過を観察する中で自然と正しい発音を獲得することが可能な時もありますが、そのまま癖になってしまうこともあります。
中には発音の発達の過程では普通は出現しない誤りをする子どももいます。その場合は自然に正しい音を獲得できる場合は少なく、練習が必要になることが殆どです。
機能性構音障害の誤りは、構音訓練で正しい音を獲得できることが多いです。
誤り方によっては、聞き手が全く違和感を感じない状態になるには時間がかかることもあります。
構音訓練をすることで、学校の本読みや電話では気を付けて正しく発音することが出来るけれど、リラックスしてご家族と話している時は誤りがあるなど、その子によって普段から気を付けられる度合いが違います。発音の誤りに自分で気づき、目的の音を数回の言い直しで正しく言えるようなら問題ありません。
以前も「発音(滑舌)様子をみましょうと言われたら」で書かせていただいたように、機能性構音障害は早期に構音訓練を行う方が良いとは限りません。
「発音のお話②大人が発音の見本に」「発音のお話③発音を育てる生活動作と遊び」を参考に、ご家庭で訓練が開始できる時期まで様子をみてもらえたらと思います。
機能性構音障害だと思っていても、滑舌や発音の誤りにはごく稀ですが器質性の問題が隠れていることもあります。
ご家族が「違和感があるな」「これは様子をみてもいいのかな?」と不安な際や相談機関で受診を勧められた際は医師や歯科医師に相談するようにしましょう。
関連記事
構音障害(発音の障害)、器質性構音障害、運動性構音障害、発音のお話①発音の発達
参考文献
日本言語聴覚士協会,言語聴覚療法臨床マニュアル,協同医学書出版社,1992
運動性構音障害とは、いわゆる脳卒中やALS、パーキンソン病、脳性マヒなど、発音に関わる動きをコントロールする神経の病気が原因で発音が思い通りにできない状態です。
「麻痺性構音障害」や「ディサースリア」ともいいます。
「ろれつが回らない」という状態が多く、話がはっきりしない、鼻声が酷い等の訴えが多数です。話すリズム・速さ・アクセント・イントネーションの異常を併発することもあります。
原因となる疾患がある為、主治医からの依頼を受けて言語聴覚士が検査、評価を行います。
訓練で改善は見込めますが、疾患による運動障害そのものを改善することには限界があります。発症前と同程度に自然な状態に戻ることは容易ではなく個人差がすごく大きいです。
どのようなリハビリをどのように進めていくかは主治医である医師としっかり相談しながら行うことが大切です。
ある日突然に「ろれつが回らない」「言葉がうまく話せない」という症状が出た際にはただちに病院受診をしましょう。
参考文献
日本言語聴覚士協会,言語聴覚療法臨床マニュアル,協同医学書出版社,1992
発音で言語聴能訓練室に相談に来られる方の中には「器質性構音障害」の可能性がある方がおられます。
言語聴能訓練室で、もっとも多いのは歯科等で「舌小帯短縮症と言われた」と相談に来られる方です。
医師や歯科医師に診察を受けたことがない方は、受診をお勧めします。
医師、歯科医師が発音に関与する各器官の形態や動きを診察し、必要な治療や方針を判断します。
言語聴覚士は、医師、歯科医師の診断、治療と方針の中で訓練が必要だと判断があった方を対象に改めて発音の検査を行い訓練を始めます。
舌小帯短縮症では「サ行」「タ行」「ラ行」がうまく言えない、と言われる方が多く、機能性構音障害と誤りの出る音が似ています。
また、鼻に食べ物が逆流しないようにする蓋の部分が十分に塞がらない、塞がりにくい状態になる「口蓋裂」があります。
口蓋裂(口の中の上のザラザラ下部分から柔らかい部分の一部、またはすべてが生まれつき塞がっていない状態)の方の症状です。
ほとんどの場合、生まれてすぐに発見されます。
けれど、口の中を見て一見問題ない場合でも粘膜の下の筋肉だけが塞がっていないことがあり発見が遅れることも稀にあります。
声が鼻にかかる、ふがふがした声、咳払いのような声の場合「鼻咽腔閉鎖不全」の可能性があります。
鼻咽腔閉鎖不全は、口蓋裂以外の原因でも起こることがあります。
医師、歯科医師が診なければ形の異常が分かりにくい場合もあるので、医療機関の受診を勧められた時には早めに受診して、必要であれば原因に対しての治療を受けましょう。

・人より少し口が小さいようだ
・舌が長いような気がする
・少し歯並び悪い……等など
「比べてみれば、ちょっと大きさや見た目が違う。」
という程度であれば、殆どは正しい発音に影響を与えることはありません。例えば乳歯から永久歯への抜け替わりで、前歯がなくても正しい発音が身についていれば発音にほとんど影響はありません。
もちろん、心配な時には医師、歯科医師へ相談をするようにしましょう。発音に影響がない場合でも、呼吸や歯の健康の為には治療が必要なことがある為、自己判断はお勧めしません。
参考文献
日本言語聴覚士協会,言語聴覚療法臨床マニュアル,協同医学書出版社,1992