子どもは「大きい声を出さないで」と言われてもどうすればいいのかピンときにくいものです。
そこで、自分の話している声の大きさを意識する機会として今日は【糸電話】をしてみたいと思います。
離れているとつい大きな声を出したくなってしまいますが、普通の声の大きさでお話するように声掛けしながら遊んでみましょう。
ついでに、新型コロナ感染防止のために、言われているのはソーシャルディスタンス。
その距離はだいたい2メートル。
大人なら、なんとなく「これくらい」と分かりますが、子ども達には、まだまだ難しいので、遊びの中で「これくらいの距離」と教えてあげられるといいですよね。
【ねらい】
1)糸電話から聞こえる声の大きさを意識、調整する。
2)順番に話す。
3)聞くこと、伝えることを意識する。
4)ソーシャルディスタンスの距離を知る。
【対象】
年長(年中以下の子は糸をなくして電話ごっこで楽しめます。)
【用意するもの】
紙コップ(2個)糸(2メートル)、針(糸を紙コップつける際に利用)
糸 を 固定 する 爪楊枝(1本を半分の長さにして使用)
*爪楊枝がないときはセロテープで貼る。
【作り方】
①糸を外側から、紙コップの底の中心に針で通し、糸の先に半分にした爪楊枝を結びつける。
②糸の反対側の先ももう1つの紙コップに同じように固定する。
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ことばあそび 【いとでんわ】
【できるにんずう】
2人
【やりかた】
①いと が ぴん と はるように、はなれて たつ
②はなす ひと は くち に かみこっぷ を あてて はなす。きくひと は かみこっぷ に みみ を あてて きく。
はり は ささると ケガ を するので
おうち の ひと と つくりましょう。
じゅんばんに、はなしてね。
来
糸が くびに巻き付いたり、大きな声をだしすぎたりしないように気をつけて遊んでくださいね。
糸電話が難しい子は、コップだけもって電話ごっことして遊ぶだけでもたのしいですよ。
これからのブログの参考にしたいと思います。
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