はつおんあそび⑤パズルで音韻遊び

パズル遊び 4~6歳 こどもと一緒に遊ぶ時におすすめです.

仮名への興味が出始めた頃に

パズルで音韻遊び はいかがですか。

[目的]

はなしことばを増やす

音韻意識を高める

[方法]

・どうぶつや生活用品のイラストを

名前の音の数だけ切り分ける。

仮名文字付きがよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

・絵(パズル)をあわせながら

いくつの音、どんな音でできているか

意識しながらやってみてください。

 

発達段階に合わせること

子どもに興味をもたせ、無理強いはさせない

安全に配慮すること(誤飲など)

に気をつけて楽しい時間を過してください。

関連記事

発音のお話①発音の発達

発音のお話②大人が発音の見本に

ことばあそび⑥おとはいくつ?

ことばあそび⑬手探りゲーム

【ことばあそび】第13弾
今日は【手探りゲーム】をしてみたいと思います

【できる人数】2人から

【対象】4歳以上

【めあて】
 ルールの理解
 形をイメージする
 語想起
 名前が分かる
 用途が分かる

【よういするもの】
 ①中身の見えない箱(袋でもいい)
 ②手で触っても危険でない物(例:くし、ハンカチ、ブロック、スプーン等)

【やりかた】
 1、問題を出す人は、箱中の中に準備した物を1つを入れて隠す。
   「何がはいっているでしょう」と言って中身を触ってもらう。

 2、答える人は、箱の中に手を入れて中に入っているものを見ずに答える。

 3、答えを確認する。

箱の中に準備した物をいくつか入れて「手を拭く時に使う物を取ってください」となぞなぞを出して、答えになるものを探して遊んでも楽しいです。

見えないところに手を入れるのが怖い時は、入っているものの一部を少しだけ見せて全体を想像して答えてもいいですね。

 

「どっちだ?」 

家でも外でもできるかんたんな「どっちだ?」遊び

 

片方の手に隠したおもちゃや石などを探し当てる遊び

目の前の物がなくなったことに気付き始める頃から楽しむことができます。

[対象]  8~9ヵ月以降~

[ねらい] 注目する 指さしで応答(選択)する  期待して待つ

[やりかた]

 

 

 

片手に物を握り、もう片方は空のまま手を握る。

子どもに握った両手をみせ どっちの手にあるかを探す。

んだ方から手を開き、一緒に反応を楽しむ。

ポイント

注目できない場合は隠す様子を見せる。

わざと隠したものをみえるようにしておく、

手を一旦後ろに回して手を出す等、難易度を変えて繰り返し楽しめるようにする。

すぐ口に入れる子どもは誤飲には十分気を付けてください。

 

いないいないばー

ことばがまだ出ていない小さな子でも楽しめる遊びに「いないいないばー」があります。

顔を手で隠して、顔を出す。
たった、それだけの単純な遊び。
赤ちゃんの遊びですが、言葉の発達に大切なことが詰め込まれた遊びなんです。

「いないいないばー」は
自分という存在に気づき、大人との視線を交わすことが出来るようになってくること、そして隠れているものがそこにあり続けることが分かることが大前提となります。

「いないいない」と聞くと遊びが始まることを期待します。
手で隠れて顔が見えなくても、手の後ろには大好きな人の顔があることが分かっているから顔が出てくることを予期して、同じ場所を注視し続けることが出来ます。
さらに、期待予期したことが実際に起きたことで楽しいと思う事が出来るのです。

他にも、こどもが顔を隠している大人の手に自分の手を伸ばして顔を見せる事を要求するやり取りをいれてみたり、いないいないばーをする人が変わったり、隠れているものをぬいぐるみにしてみたりバリエーションを付けても楽しめるようになります。

 

「いないいない」と言うと遊びの始まりの合図で大人の顔を見る。

    ↓

顔を手で隠す。

    ↓

顔が出てきて終わり。

という一連のルールを理解できるかも、この遊びを楽しめる要素になります。

これらの事は全部、もっと大きくなって誰かと会話を楽しむ為に必要な能力の一部です。

「いないいないばー!」

たったこれだけのやり取りに、こんなにたくさんの事が詰め込まれているのですから
日常の生活の全ての事、何気ないやりとりや遊びにも沢山の言葉を発達させていく為に必要なことが散りばめられています。
講話でもお話させていただいていますが、普段の生活の中で丁寧な声掛けと色々な体験を親子や園などで積んでいけるといいですね。


参考文献:

竹田契一,里見恵子,子どもとの豊かなコミュニケーションを築く インリアル・アプローチ,1994

関連記事:インリアルアプローチ

ことばあそび⑫糸電話

子どもは「大きい声を出さないで」と言われてもどうすればいいのかピンときにくいものです。

そこで、自分の話している声の大きさを意識する機会として今日は【糸電話】をしてみたいと思います。

離れているとつい大きな声を出したくなってしまいますが、普通の声の大きさでお話するように声掛けしながら遊んでみましょう。

ついでに、新型コロナ感染防止のために、言われているのはソーシャルディスタンス。

その距離はだいたい2メートル

大人なら、なんとなく「これくらい」と分かりますが、子ども達には、まだまだ難しいので、遊びの中で「これくらいの距離」と教えてあげられるといいですよね。

 

【ねらい】

1)糸電話から聞こえる声の大きさを意識、調整する。

2)順番に話す。

3)聞くこと、伝えることを意識する。

4)ソーシャルディスタンスの距離を知る。

【対象】

年長(年中以下の子は糸をなくして電話ごっこで楽しめます。)

【用意するもの】

紙コップ(2個)糸(2メートル)、針(糸を紙コップつける際に利用)

糸 を 固定 する 爪楊枝(1本を半分の長さにして使用)

*爪楊枝がないときはセロテープで貼る。

【作り方】

①糸を外側から、紙コップの底の中心に針で通し、糸の先に半分にした爪楊枝を結びつける。

②糸の反対側の先ももう1つの紙コップに同じように固定する。

⭐ 作り方検索一覧外部サイトに移動します) 

ことばあそび 【いとでんわ】

【できるにんずう】

2人

【やりかた】

①いと が ぴん と はるように、はなれて たつ

②はなす ひと は くち に かみこっぷ を あてて はなす。きくひと は かみこっぷ に みみ を あてて きく。

はり は ささると ケガ を するので

おうち の ひと と つくりましょう。

 

 

 

 

じゅんばんに、はなしてね。

                                    来

 

糸が くびに巻き付いたり、大きな声をだしすぎたりしないように気をつけて遊んでくださいね。

糸電話が難しい子は、コップだけもって電話ごっことして遊ぶだけでもたのしいですよ。

これからのブログの参考にしたいと思います。
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「おもしろかった。」
「簡単すぎた。」
「こんな、遊びを知りたい。」
どんな些細なことでもひとことでもうれしいです。お待ちしています。

キーワード
#家 #遊び #おうち遊び #ことばあそび #はつおんあそび #発音 #感覚相談事業 #言語聴覚士 #ST #小児

 

ことばあそび⑪「だれのこえ?」

こんにちは。言語聴覚士Kです。

ことばあそび ⑪

お出かけ中の車の中など、どこでもできますよ。

お子さんとのことばあそび、ぜひやってみてください。

【対象】 年少~

【ねらい】
 (1)注目する

 (2)音を聞く

 (3)ことばをふやす
  

【できるにんずう】 2人以上

【やりかた】

1.もんだいを だす ひとは 「ワンワン だれのこえ?」 🙄 ?と 

  たずねます。

2.「いぬ」 など答えられるかな?

 お子さんと保護者の方と順番に問題をだしあってみましょう。

 自分で問題を考える練習にもなりますよ。

 他にどんな動物(ねこ・やぎ・とりなど)がどんな鳴き声をしているか、お父さんやお母さんの声の真似っこなど、色んな声を考えてみたり、探してみたりしても楽しいですね。

ことばあそび⑩おとはいくつクイズ

こんにちは。言語聴覚士Sです。
【ことばあそび】第10弾
今日は【おとはいくつクイズ】をしてみたいと思います

【対象】
 年長から

【ねらい】
 ①ことばがいくつかの音で出来ていることに気づく。
 ②ことのばの音の数をかぞえる
 ③一文字にひとつの音が対応している事を知る
 ④文字に興味を持つ

【よういするもの】
  なし
  
【できるにんずう】
 1人から
 
【やりかた】
 ①もんだい を だすひと は、いう ことば を きめる。

 きめたら もんだい を だす。たとえば「【りんご】の おと は いくつ?」
 

 ②こたえる ひと は【りんご】の おと を かぞえて こたえる。

やってみよう。

した の え の ことば の おと は なんこ でしょう?

え の した  の すうじ を えらんで ゆび で おさえましょう。(パソコン で みている ひと は マウス で クリック)

こたえ は、いちばん した に あります。


 

ぜんぶ、せいかい できましたか?

ほかにも、み の まわり の ことば の かず を かぞえて みて くださいね

 


こたえ

①りんご
 〇〇〇 3こ

②ぱんだ
 〇〇〇 3こ

④かきごおり
 〇〇〇〇〇 5こ

⑤ぴーまん
 〇〇〇〇 4こ


これから、紹介していくブログの参考にしたいと思います。
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キーワード
#家 #遊び #おうち遊び #ことばあそび #発音 #感覚相談事業 #言語聴覚士 #ST #小児

関連記事 ことばあそび⑥おとはいくつ

ことばあそび⑨なぞなぞ「なにをしている?」

こんにちは。言語聴覚士Kです。

ことばあそび第9弾

今日は【なぞなぞ:なにをしている?】をしてみたいと思います。

【ねらい】
 (1)注目する
 (2)問題を聞く
 (3)ことばをふやす (名詞動作語の想起)

【対象】
 ねらい(1)(2)年少~
 ねらい(1)(2)(3)年中~

答える方法は「身振り」でも「ことば」でもOK。
できる方法で楽しんでみてください。

 

【よういするもの】
 問題(ぎおんご ぎたいご などのオノマトペ ことば)

【できるにんずう】
 2人以上
 
【やりかた】

1.もんだいをだすひと は

 「もぐもぐ な~にをしてる?」または、

 「もぐもぐ な~に?」 と ききます。

 ヒントとして うごきをつけてもいいです。 😀  

2.こたえるひとは 「たべている」「ごはん」「ごはんをたべている」や

  たべているうごき をしてください。 😛 

 

ほかのもんだい➡ ぱくぱく / ゴクゴク / ドンドン / ゴシゴシ

ジャージャー / トントン / プンプン / ブクブク / びちょびちょ 

ぴょんぴょん 

ほかにも、まだまだあります。日ごろ使っていることばをお子さんとさがして

みてください。

また、答えは決まっていません、いろいろと楽しんでくださいね。

 

ことばあそび⑧シャボン玉

こんにちは。言語聴覚士Sです。

ことばあそび第8弾
今日は【シャボン玉】をしてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

【対象】
 自分で吹く場合
 3歳以上

【ねらい】
 (1)物に注目する
 (2)要求する
 (3)順番を待つ
 (4)息の強さを調節して吹く
 

【よういするもの】
 1)シャボン玉液 

 2)ストロー 
 シャボン玉液がお家にない人は、家庭にあるものでも簡単に作れます。

【できるにんずう】
 2人以上 
 
【やりかた】
1. シャボンだまを ふく。
  声掛けや、指差しをしてシャボン玉に注目させたり、順番にふいて楽しむ。

シャボン玉液の材料(おうちのひと と つくりましょう)

 作り方①:容器に・水:80ml・台所用洗剤:120ml
 
 作り方②:容器に・お湯(水):100ml ・固形石鹸:1.5g ・洗濯のり:25ml

 作り方①、②どちらでも作れます。

ストローの作り方

  

切り込みをいれずストローをそのまま利用してもシャボン玉は楽しめます。

切り込みのないストローは吸ってしまうとシャボン玉液を飲んでしまうことがあるので、気を付けて遊んでください。

また、切込みがないと、息を吹く強さのコントロールがより難しくなります。

実際にやってみました!


 

大きなシャボン玉ができてたのしかったですよ😆

シャボン玉液を吸ってしまう事を防止するために、ストローの途中にも切り込みをいれました。
しかし、強く吸うと飲めてしまったので、気を付けて遊んでくださいね。
また、お風呂で遊ぶ時は、石鹸を泡立てて指をストローの代わりにしてあそんでも楽しそうです!

大人がシャボン玉を吹いて、見て楽しむことでもっと小さな頃からも楽しめます。

いろんな遊び方をみつけてみてください

これから、ブログの参考にしたいと思います。
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ことばあそび⑦すごろく

 こんにちは。言語聴覚士Sです。
 【ことばあそび】第⑦弾
 今日は【すごろく】をしてみたいと思います。

 

 【対象】
 年中から

【ねらい】
 (1)6までの数の概念
 (2)順番の理解
 (3)勝敗の理解
 (4)感情のコントロール
 (6)ルールの理解
 (5)質問に答える

【よういするもの】
  すごろくのシート
  コマ(ペットボトルの蓋、おはじき等)
  サイコロ(展開図ダウンロードができるサイト外部サイトに移動します。)
  しつもんカード
  
【できるにんずう】
 2人以上
 
【やりかた】
 ①さいころ を ふる じゅんばん を きめる
 ②さいころ を ふり、でた め の かず だけ じぶん の こま を すすめる
 ③「?」 の マーク の マス に 止まったら、しつもん に こたえる
   ④じゅんばん で おこない、はやく ごーる した ひと が かち

すごろく(みじかい)

 

 

 

 

 

 

 

しつもんカードをつかうすごろく

 

 

 

 

 

質問カード(語想起編)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

質問カード(ソーシャルスキル編)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数字が6までだと難しい時は1~3の数にサイコロの目を変えてみてもいいです。
 また、サイコロがない時は、割りばしなどでクジを作っても遊べます。
 理解ができるようになるまでには、個人差がありますのでその子の理解にあわせて工夫してあげてください。

質問カードは一例ですが
⭐特定の条件のことばを思い出し言うことをねらいとした「語想起編
⭐自分に関係するこを質問したり、、他者との関わりを指示する「ソーシャルスキル編
2種類を紹介しています。

 ご紹介したすごろくが簡単になったら、マスを増やしたり指令を増やしたりして楽しんでみてくださいね。

 

これから、ブログの参考にしたいと思います。
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