令和6年11月23日(土)にくらしき健康 福祉プラザまつりが開催されました。
言語聴能訓練室では、子どものことばについてのパネル展示、嚥下に関するクイズ
などを実施しました。
ご家族一緒に参加して、ことばや食べることへの知識を
楽しくアップデートしていただけたのではないかと思います。
ご来場くださった方、ありがとうございました!
2024年11月23日(土・祝日)はくらしき健康福祉プラザまつりを行います。
言語聴能訓練室(2階 201研修室)は 食べることについてのパネル展示やクイズ
など行います。
ご質問やご相談などありましたらお気軽に声をおかけください!

くらしき健康福祉プラザまつりの開催について 詳細は下記をご覧ください。
パズル遊び 4~6歳 こどもと一緒に遊ぶ時におすすめです.
仮名への興味が出始めた頃に
パズルで音韻遊び はいかがですか。
[目的]
はなしことばを増やす
音韻意識を高める
[方法]
・どうぶつや生活用品のイラストを
名前の音の数だけ切り分ける。
仮名文字付きがよいでしょう。
・絵(パズル)をあわせながら
いくつの音、どんな音でできているか
意識しながらやってみてください。
発達段階に合わせること
子どもに興味をもたせ、無理強いはさせない
安全に配慮すること(誤飲など)
に気をつけて楽しい時間を過してください。
関連記事
今日は、発音の発達を促すための関わりについていくつかポイントをお話したいと思います。
1)大人が「ゆっくり、はっきり聞きやすい発音」で話しましょう。
小さな子どもはことばを聞く力、聞き取る力はまだとても未熟です。大人でも英語で、早口でペラペラしゃべりかけられるとお手上げだけど、ゆっくり話してくれれば分かる状態に似ています。
日本語は、「子音と母音」で成り立っています。どういう音の組み合わせで成り立っているのかを際立たせるために、大きく口をあけて「はっきり、ゆっくり」話すことで子どもは聞き取りやすくなります。
2)「いってごらん」と試したり「ちがうでしょ。か・め」等と言い直しをさせないようにしましょう。
「発音のはっきりしない子」「発音を間違える子」は、例えば”かめ”を「ため」と言う子どもも子ども本人は「かめ」と言っているつもりで、まだ自分が正しく言えていないことに気づかない子も多いです。その為に、何度も「”かめ”といってごらん」と言われると😧「かめって言ってるのに!」と混乱してしまいます。
また、「ちがうでしょ」と言われると 🤔「ため(🐢)じゃないの?」と、また混乱してしまいます。
3)間違った発音をしたら、正しい発音をさりげなくしめしましょう。
🐢を「ため」と子どもが言う時は、何を伝えたいのかを汲み取り、「そうだねかめだね」と、「ゆっくり、はっきり」話して聞かせてあげてみましょう。
関連記事 ことばの相談について
今日は発音の発達のお話です。
言葉がはなせるようになると、発音が気になるようになりますよね。
発音の発達は個人差がありますが、いくつか特徴があります。
発音発達の特徴
①「サ」「ザ」行、「シャ」行、「ラ」行の音、「ツ」はおおむね4歳以降に完成し、それ以外の子音は4歳ごろまでに完成します。
たとえば、”さかな”が「しゃかな」「ちゃかな」になる等は、発達の過程でよくみられる誤りですので、お口の動きが上手になってくると「さかな」と徐々に言えるようになることがあります。
②それぞれの音が出始めて、完成するまでの間には、言えたり、言えなかったりという状態をいったりきたりします。ことばの音の並びによっていいにくかったり、言いやすかったりします。
たとえば「さかな」は言えるけど”おかあさん”が「おかあしゃん」となる等、音の並びやことばの長さで言えない事もあります。
③それぞれの音の出現時期・完成時期については個人差が大きいです。発音も「ことばの発達」の一部ですのではっきり言えなくてもお子さんとことばでやりとりをすることがとても大切です。
関連記事 ことばの相談について
【ことばあそび】第13弾
今日は【手探りゲーム】をしてみたいと思います![]()

【できる人数】2人から
【対象】4歳以上
【めあて】
ルールの理解
形をイメージする
語想起
名前が分かる
用途が分かる
【よういするもの】
①中身の見えない箱(袋でもいい)
②手で触っても危険でない物(例:くし、ハンカチ、ブロック、スプーン等)
【やりかた】
1、問題を出す人は、箱中の中に準備した物を1つを入れて隠す。
「何がはいっているでしょう」と言って中身を触ってもらう。
2、答える人は、箱の中に手を入れて中に入っているものを見ずに答える。
3、答えを確認する。
箱の中に準備した物をいくつか入れて「手を拭く時に使う物を取ってください」となぞなぞを出して、答えになるものを探して遊んでも楽しいです。
見えないところに手を入れるのが怖い時は、入っているものの一部を少しだけ見せて全体を想像して答えてもいいですね。
ことばが遅いのでは?と心配な時に言葉の発達を促す言葉かけについて、少しだけ振り返りたいと思います。
まずは、喃語②でも話したように、聞く力が未熟な子どもへお話するときの
4つのコツは「🍎ゆっくり🍎はっきり🍎みじかく🍎くりかえす」です。
言葉が出る前の赤ちゃんだけでなく、言葉が出始める前から出始めて間もない子どもは、聞く力がまだまだ未熟です。4つのコツで言葉への興味を示しやすくなり言葉の獲得につながっていきます。
単語を話すようになった時期から言葉がつながりだした時期の子どもたちに対し、大人が子どもの気持ちに寄り添って、子どもがその時に興味を持っている物の名前やこどもの気持ちを言葉にして聞かせてあげる「トイトーク」を試してみましょう。
・子どもが”持っている”玩具に対して
・動きを表す言葉と組み合わせて声掛けしてみましょう。
「ぶーぶ、のるよ」
「ぶーぶ、はしってるね」
「さんかく、のせたね」
「おうち、つくったね」

児童館などで行っている「ことばのお話」に来てくださった方は、聞いたことがあると思いますが、子どもが興味を何に向けているかに気を付けながら言葉かけをしていくことが大事です。
コミュニケーションを豊かにするために① で取り上げたように2~3歳になると「~したい」気持ちが増え、たくさん要求するようになります。
要求の多い子どもとはやりとりの回数も増えますよね。
日常場面で子どもが要求してきた際に、表現が足らなくても大人は理解できている状況はよくあると思います。
そんな時も、あえて子どもの意図を読みすぎず、言葉での表現にこだわらず、何らかの表現で要求がでるのを待ってあげる状態にしてみましょう。
子どもがどんな反応をするか、観察してみてください。
要求方法は指さしや身振りでもことばでもOK。
大人が待つことで子ども自身が考える状況をつくってあげることができます。
大人も一緒におもちゃで遊びながら楽しくコミュニケーションしてみてくださいね。
関連記事
・コミュニケーションを豊かにするために①・コミュニケーションを豊かにするために②・☆こどもからの「ちょうだい」を引き出そう
参考文献
田中裕美子(2021),ことばが気になる子どもに早期アプローチことばの遅れと言語発達障害(第 15 回 日本小児耳鼻咽喉科学会
シンポジウム1資料),https://www.jstage.jst.go.jp/article/shonijibi/42/1/42_16/_pdf/-char/ja
奥村優子・小林哲生(2019)日本語レイト・トーカーにおける表出語彙のカテゴリ構成の検討,音声言語医学60
田中裕美子編著(2023)ことばの遅れがある子どもレイトトーカーの理解と支援,学苑社