春の日差しは気持ちよく、お天気のいい日には外出をしたくなります
その一方で、春は「身体がだるい」、「イライラする」など心身の不調を訴える方も多いようです。これらの不調は、朝晩の寒暖差や環境の変化などさまざまなストレスから生じる、自律神経の乱れが原因かもしれません
自律神経とは、交感神経・副交感神経からなる生命を維持する機能のことです
交感神経と副交感神経は、それぞれ反対の働きをし、交感神経は活動・ストレス状態にある時に優位になり、副交感神経は休息やリラックス状態にある時に優位になり易いです。
生活の中でイライラしたり、ストレスを感じる時は、緊張状態で無意識的に浅く短い呼吸になっていることが多いです。その呼吸は交感神経が優位な状態が続くため、自律神経のバランスが崩れ、心身の不調を引き起こしやすくなります
その時に、意識的に深く息を吐き、深呼吸をすることで、副交感神経の働きが高まります。そして、自律神経のバランスを取り身体をリラックスした状態にする効果があります
深呼吸のコツとしては、まずは口から大きく息を吐き切ります。しっかり吐き出すことで、つぎに自然とたくさん息を吸うことが出来ます。鼻からゆっくりと、肺いっぱいに息を吸い込みましょう。
このサイクルを5回程度繰り返して下さい
1日数回、深呼吸をして自律神経のバランスを整えていきましょう