前回に引き続き、65歳以上を対象に介護予防を実施している事業所から依頼を受けて実施した出前講座「目の疲れ」についてお話します。
「目の疲れ」の原因は主に4つあります。
1.ピントが合っていない→(出前講座「目の疲れ」について④、⑤、⑥、⑦)の
ブログに掲載しています。
2.目の病気が隠れている→⑧ブログ
3.見る環境が適切ではない
・パソコンとの適切な距離・姿勢について→⑨ブログ
・目にやさしいパソコンとの上手なつきあい方(環境)について→⑩ブログ
・スマートフォンとの適切な距離・見方について→⑪ブログ
・室内の湿度・風環境を整える→⑫ブログ
・室内の明るさを調整する→⑬ブログ
4.その他(目の酷使、ストレス、体の不調など)
・目の酷使が招く心身のサインについて→⑭
5. まとめ
・今日からできる目の疲れ対策について
さて、今回は、「5.まとめ 目の疲れ対策について」というテーマについてお話します。
前回お話しした「目の疲れのサイン」を感じた時にできる、2つのポイントについてご紹介します。
ポイント1:まずは原因を確認!専門家に相談してみましょう。
眼鏡・コンタクトレンズ、合っていますか?
度数が合っていない眼鏡やコンタクトレンズを使い続けることは、目に大きな負担となり、目の疲れの原因になります。
「最近、手元の文字が見えにくいな」「遠くの景色がぼやけるな」と感じたら、それは見直しのサインかもしれません。
ぜひ一度、眼科で視力検査を受け、ご自身の今の視力や生活スタイル(パソコン作業が多い、運転がメインなど)に合ったものを使用しましょう。
原因を正しく知ることが、改善への一番の近道です。
ポイント2: 生活習慣を少しだけ見直してみましょう
日々の生活の中に、目をいたわる習慣を取り入れてみませんか?
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こまめな休憩 1時間作業をしたら、10分〜15分は目を休ませましょう。遠くの景色を眺めたり、目を閉じたりするだけでも効果的です。
- 質の良い睡眠 1日6〜8時間を目安に、十分な睡眠をとりましょう。体を休めることは、目の疲れの回復にもつながります。
- お風呂でリラックスする 寝る前にぬるめのお湯にゆっくり浸かると、全身の血行が良くなります。目の周りの筋肉の緊張もほぐれ、心身ともにリラックスできます。
今回は今日から始められる目の疲れ対策、2つのポイントについてお話しました。
目の疲れは、日々の少しの工夫で改善することができます。
次回は、日常生活でできる「目の疲れ」の予防として、最も大切なことについてお話しします。
どうぞお楽しみに!
※倉敷市内の団体を対象に「大人」の見え方に関する出前講座を
おこなっています。
見えにくさに気づくチェックポイントや日常生活でできる
セルフチェックの方法などのお伝えしています。
出前講座をご希望の方がおられましたら、こちらからお申込みください。