ことばの遅い子③ わかっているけど反応がゆっくりな子どもへの関わり

わかっているけどことばを話さないと相談される親御さんに「お子さんへの言葉かけが少し多いかもしれません。」とお伝えする場合があります。

親御さんの声掛けが多いと

子どもの反応やことばのタイミングを奪っている場合があるからです。

 

理解しているけど、子どもの反応がゆっくりな時は

見守って子どもの応答(視線や動作やことば)がでてくるかを、待つことが大事です。


親子で遊んでいる様子の例より

親:「何して遊ぶ?」

子ども(2歳):動かない。初めての場所で複数ある玩具を見つけても立ったまま。

 

親:「これみて?ボールかな。」「そっちには〇〇ちゃんのすきな絵本があるよ。」(人形をもって)「かっこいいロボットだね。」

子どもに次々と声掛けをする。

 

子ども:新しい声かけに固まってしまう。

 

親:「(遊んでみせる)たのしいぞ。ほら、やってみて。」

興味をもたせる為に先にやってみせる。

 

子ども:ボールに手を伸ばすも、

別のことを話しかけられ

ボールを手放し人形を持つ。

 

子どもは多くの刺激を処理できない為反応が遅くなります。

 

まずは、

子どもの視線や興味に合わせてあげましょう

一緒に遊ぶことでコミュニケーションが楽しくなりことばの成長にもつながります。

 

 

 

 

 

 

ことばの遅い子① ことばの遅い子②

おもちゃの貸し借り① 

おもちゃの貸し借り②

 

水島児童館で言語相談をおこないます

水島児童館にて 

 言語聴覚士がお子さんのことばについての個別相談を行います。

 ことばがゆっくりなことが心配、はっきりしたことばをしゃべれていないかも…

 など、ことばに関することであればどんな小さなことでも相談できます。

 相談をご希望の方は水島児童館にお問い合わせください。

 

 日時:令和8年2月19日(木)10時00分~12時00分

 対象:年齢は問いません

 場所:水島児童館

 問い合わせ: 水島児童館 086-448-0650

スモールステップ

大人にとって、簡単そうに思えることも子どもにとってはハードルが高いことは沢山あります。
目標がその子にとって高すぎると、なかなか挑戦できなかったり挫折したりすることを繰り替えし、自己肯定感をそがれてしまうことがあります。

そこで、スモールステップで、少しずつできるようにサポートしてみましょう。
スモールステップとは、目標までの道のりを細分化して、その細かい目標を達成していくかかわりのことです。

例えば「あいさつ」
大きな目標が「一人で先生におはようを言う」
細分化すると
①大人と先生の前に立つ
②大人に「おはよう」と言ってもらう
③大人が「おはよう」と言うときに先生を見る
④大人が「おはよう」と言うときに手を振る
⑤大人と「おはよう」を言う
⑥一人で先生の前に立つ
⑦一人で先生を見る
⑧一人で手を振る
👑一人で「おはよう」という
このように細かい目標を立てて1つずつ達成していきます。
出来たら次のステップを促してみるのはいいですが、無理強いしないように気を付けましょう。

🙆「今日は、先生のところまで行けたね」「おはようの気持ちで先生のお顔見れたね」等できたことを伝えて褒めてあげてください。

🙅‍♀️「先生のところまで行けたのに「おはよう」が言えなかったね」「あなただけ言えてなかったよ」等、否定的な声掛けはしないようにしましょう。

  
スモールステップのポイント
 ・目標をはっきりさせる
 ・ゴールまでの行程を細かく分ける
 ・1つずつ順に行う

焦らず少しずつ、小さいけれど確実に「できた」を積み重ねていけるようサポートしてあげてみましょう。