前回に引き続き「目の疲れ」について
出前講座をさせていただいた内容で
過去のブログから「目の疲れ」原因について
数回に分けてご紹介させていただきます。
「目の疲れ」の原因は主に4つあります。
1.ピントが合っていない⇒7/15のブログに掲載しています
2.目の病気が隠れている⇒8/15のブログに掲載しています
3.見る環境が適切ではない
4.その他(目の酷使,ストレス,体の不調など)
今回は「3.見る環境が適切ではない」についてご説明します。
「見る環境が適切ではない」ことが原因で眼が疲れているかもしれない症状とは...
・目が疲れて首や肩がこることがある
・目を使いすぎると頭痛や吐き気がすることがある
・全身がだるくて疲労を感じることがある
・睡眠不足を感じることがある
疲れ目を放っておくと目の疲れ以外にも,肩こり,首のこり,頭痛,イライラなど
体全体に症状がでてきます。
目の疲れを予防する方法は・・・
・携帯・パソコンとの適切な距離が大切になります。
パソコン作業の適切な環境とは・・・
ディスプレイと目の距離は40cm以上距離をとることが望ましいとされています。
また、猫背やテーブルにもたれかかるような姿勢だとディスプレイとの距離が近くなりがちです。そうならないように、ディスプレイを置くテーブルの高さや椅子の高さを調整しましょう。
部屋の照明が薄暗く感じる場合はデスクライトを使用することをおすすめします。
この他にも目を休める工夫をしたり,
まばたきの回数を増やすなど目をいたわりましょう。
1時間パソコンを連続で作業する場合、15分くらいの休みを取るといいといわれています。
休みがとれない場合は、コピーをとるなど他の仕事をはさんだり、
時々窓の外をぼんやり見たりするなど、目を休める工夫をしましょう。
※次回はスマートフォンの画面との適切な距離についてお話します。
参考:日本眼科医会HP