ご家族のためのガイド歩行の紹介について

視能訓練室では見えにくさを感じている方の「やりたい」を形にする
お手伝いをしています。

視野が欠けたり狭くなったりする「視野障害」があると、外出時にヒヤッとする場面が増えてしまいます。

最近の利用者の方から「足元にある段ボールに気づかずぶつかってしまった」
「人とぶつかりそうになり、怖い思いをした」といったご相談がありました。

そんな外出の不安を少しでも軽減し、安心・安全に歩くための方法が「ガイド歩行」です。

歩行時のサポート、不安になっていませんか?

ご家族が良かれと思って、後ろから背中を押しながら誘導したり、危ないと思って咄嗟に手を引いたりしてしまうと言われるご家族の方からの相談がときどきあります。
しかし、実はこの「自己流」のガイドは、当事者の方にとって強い不安に繋がることがあります。

正しいガイド歩行の基本姿勢は、「ガイド役が半歩前を歩き、当事者が、ガイドの肘(ひじ)などを軽く握る」ことです。

 

当事者が主体的に歩くための「役割分担」が大切!

ガイド歩行には、お互いの大切な役割があります。

  • 当事者の方(本人): ガイド(家族やガイドヘルパーなど)からの情報を得て、自分で判断し、主体的に行動する。
  • ガイド役(ご家族): 「2m先に段差があります」「人が来ます」といった言葉と行動で、正確な情報を伝える。

決してガイドが「連れて行く」のではなく、情報のやり取りをしながら「一緒に歩く」のがポイントです。(2人3脚で協力する)

実際に安心安全なガイド歩行を練習された方からは、こんな感想をいただきました。

「自分の前に妻がいることで安心感がある。今までは、妻は自分の後ろにいることが多かったので、どこにいるのか分からず不安があったけれど、半歩前にいてくれることで、見えなくても安心して一歩が出せる」

視能訓練室では、ガイド歩行とはどんなものなのか知っていただくために、紹介を通じて、ガイド歩行のイメージをもっていただくお手伝いをしています。
本格的にガイド歩行の訓練を希望される方には、他機関との連携も行っています。


 

【ガイド歩行の様子】

 

 

 

写真のように、ガイド役が少し前を歩き、肘を握ってもらうことで、お互いの信頼関係がより深まる安心安全な歩行に繋がります。

ガイド役(ご家族など)の肘を通して情報のアンテナや合図の基点になるため、
ぶつかる不安が和らぎ、安心して一歩を踏み出せるようになります。

見えにくいことが原因で、「安全に楽しく外出したい」けど家族にも迷惑かけるし、
外出できずに困っていると悩んでいる方おられましたら、お気軽にご相談ください。

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くらしき健康福祉プラザ 視能訓練室(2階)

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