令和7年度 第1回フォローアップ研修を5月21日(水) 10:00~12:00
201研修室で行いました
就職アドバイザーとしても活躍されている社会保険労務士の藤原 彰子氏をお招きし、「ともに生きる共生社会をめざして」という演題でお話していただきました。
先生ご自身の子育て経験をもとにお話ししていただき、
福祉サービスの歴史がまだまだ浅いということや、
「地域で生きる」ことの大切さなどを教えていただきました。
その中で、
子育てや仕事(就労支援)を通じて見えてくる「壁」についても
知ることができました。
・「きょうだい児」の思い
・「親同士のつながり」の希薄さ
・診断のつかない子ども、家族へのサポート
障がいのある人もない人も共に生きる社会をめざすためには
「地域」で「気にかけてくれる人」の存在が重要であることが
分かり、共生社会についての理解を深めることができました。
ファミリー・サポート・センターの活動を通して、倉敷で子育て支援を
してくださっている参加者に向けて、感謝の思いも伝えていただきました。
また活動中の気づきなどを会員同士で共有することもでき、
今後の活動に活かせる内容となりました
サブ・リーダーさんからの感想
講師の藤原彰子さんの印象は、笑顔の素敵な明るくお元気な方でした。
福祉の仕事に就かれていましたが、ご自身のお子さんの障がいをきっかけに
仕事をやめなければ、お子さんの介護や送迎等が成り立たない現状に悩まれ、
福祉の仕事に関われて、時間も自由に使えるのではとの思いから、社会保険
労務士を目指されます。
資格を取得され、開業されてからは就労支援コーディネーターや就労の講師、
職業の授業等でご活躍されていて、印象どおり常に笑顔で親身に取り組まれ
ている方でした。
「社会保険労務士、福祉の現状、きょうだい児の話など全て勉強になった。」
とお伝えしたら「知ってもらえて、発信することができて、本当に良かった
です!」と生き生きと目を輝かせておられました。
スライドに映しだされた社会人になった満面の笑顔の息子さんや、その周り
の方々もとてもいい笑顔でした。
親以外で良い環境の中、信頼できる大人を増やして欲しいと願われています。
ファミリー・サポート・センターの提供会員としてサポートする側である私
たちも信頼できる大人になれるように明るく生き生きと日々を過ごしていき
たいと改めて感じました。
アドバイザーより
今年度初めてのフォローアップ研修で、16名の方が参加してくださいました。
先生の明るく前向きなお人柄が伝わってくる講習会で、多くの参加者から、
「また先生の講習会があれば、ぜひ参加したい」というお声がありました。
次回講習会・交流会
・令和7年6月11日(水) 10:00~12:00 言語聴覚士による
ミニ交流会「言葉を育てる大人の関わり」が102研修室 であります
参加ご希望の方は、センターまでご連絡ください。
・令和7年6月21日(土) 13:30~15:30 基礎研修が102研修室であります
提供・両方会員としてご登録いただき、活動可能な方は受講をお願いいたします。
年4回開催予定で、すべて同じ内容です。
詳しくは「R7年度 講習会・交流会」をご確認ください。