R4年度第2回基礎研修

令和4年9月9日(金)10:00~

今回、提供・両方会員9名の方に参加していただきました。

①自己紹介  入会のきっかけの話で、「自分が困った時、依頼会員で入会し、提供会員がとても良い方で助けてもらったので、今度は子育て中のお母さんを助けたいと思い両方会員になりました」と言われた時は、「ファミサポって人を繋げているんだな~」 🙂 と感じました。

②基礎研修の手引き読み合わせ

皆さん、真剣に、子どもの姿と関わり方、子どもの周りにはキケンがいっぱいある事を確認しました。安心安全なサポートのための研修です。                

 

 

 

③健康体操 座学で疲れ健康運動指導士さんに、「肩まわり」のほぐし方を教えていただき、両手が気持ちよく上にあがるようになりました!! 

④活動報告書の書き方 練習問題があり、サポート後に必ず書く活動報告書を書いてみました。よーく考えないと間違いそうな引っ掛けもあります。でも説明を聞いて納得されていました… 🙄 

 

◊センターより◊                                

基礎研修は、提供・両方会員に入会後必ず一度受けて頂く研修です。参加される際は予約が必要です。

次回の基礎研修は12月9日(金)13:30~15:30です。

 

 

 

 

  

 

 

第4回フォローアップ研修開催😊

「チャイルドシート講習会」 8月25日(木)10:30~12:00

JAFの建部拓氏を招いて開催しました。昨年度はまん延防止措置、緊急事態宣言で中止となっており、1年ぶりの開催となりました。車を使ったサポートが多く、チャイルドシートやジュニアシートを使用する頻度も高いため、実技を交えたJAFの講習は、とても参考になります(^^)v

講習会の冒頭では、講師の建部氏の経歴やプライベートな話をされ、リラックスムードの中で講習会が始まりました💞

講習では、「交通安全とは?」「誰のため?何のため?」という話から始まり、交通事故が起きやすい要因やシートベルト・チャイルドシートの重要性、子どもを守るための私達、大人の行動など、映像を見ながら説明してくださいました💦

交通安全は自分自身で取り組む行動、自分と周囲の人たちのために行う行動。安全=知識×技術であり、知識だけでも、技術だけでも安全は守れない。知識と技術が伴ってはじめて安全と呼べると話されていました🤩

「大人の低い安全意識は子どもの生命と安全を脅かす」と講習の中で話されたことが印象的でした。チャイルドシート・ジュニアシートの設置は後部座席が大前提である。ということも話されていました。

実技では、チャイルドシートの装着時のポイントやシートとの隙間を埋めるためのクッションがあることも知ることができました。

✨参加者からの感想✨

・チャイルドシートの取り付けや身長140cmまでの使用とか知らないことがいっぱいあって勉強になりました。

・実践的なお話が多くためになった。安全に気をつけたいと思いました。

・交通安全は常に意識をしておくと事故に遭わない確率が高くなる。しかし自分だけでは事故は防げないので、みんなでシートベルト、安全確認が必要だと思いました。チャイルドシートも自己流ではなく、きちんと説明書通りに着用させるべきだと思いました。

✨サブリーダー✨

近年、私達提供会員は、車でのサポートがかなり増えてきました。車はシートベルトとチャイルドシートを使用する前提で開発、製造されていることや、身長140センチ以下のお子さんは、大人のシートベルトでは、首や腹部が危険なので、チャイルドシートやジュニアシートを使用すること等の基礎知識と、チャイルドシートの選び方や取り付け方のポイントを実際に実技で教わりました。送迎時のお子さんの安全を守れるように、座席と適合しているか、あまり重くなく、取り付け方が複雑で乗り降りに苦慮しないか等を再度確認し責任とゆとりをもってサポートしていきたいと思いました。

 

次回講習会

9月9日(金)AM10:00~ 基礎研修

9月30日(金)AM10:00 ~「講話と運動」🏃

第3回フォローアップ研修😊

7月28日(木)10:00~12:00最近のお嫁ちゃん事情と付き合い方』~子どもたちの育ちを応援する為に~と題して、助産師の西尾氏を招いて講習会を開催しました(*^^)v「ん?お嫁ちゃん?と思われる方がおられるかもしれませんが、私は親しみを込めて、お嫁ちゃんと表現させていただきます。」と冒頭に、西尾氏からの説明がありました。

その後は、最近のお嫁ちゃん(ママたち)を取り巻く環境について、お話しいただきました。平成以降、時代の急激な変化が起きている事を、データや事例をあげてお話してくださいました(;^_^A 

今の時代はスマホひとつで、なんでも検索できる時代、分からないことは調べれば、いくらでも情報が出てくる。(*・ω・)

しかし、その情報の多さや、情報自体がママを不安にさせてしまうことがある😢今の子育て。。ママや子どもを取り巻く環境だけでなく、夫婦間の愛情の隔たり⁈(苦笑)などもユーモアを交えて話してくださいました。

最後にママの良き応援団となる為に・・ということで、五感を使う。良い睡眠をとる。「自分を健やかに保つことが大切」ということを話されました。

また、相手との関係性を育てるためには「べきおばけ」を捨てることが大切。

「べきおばけ」とは、「~すべき」「~であるべき」という考え方のことで、自身の価値観を周りに押し付けないことが大切であると話されていました。

✨参加者された方の感想✨

・最近のお嫁さん、子どもの育つ環境など、大変参考になりました。近年、マスク生活で呼吸も浅くなったり、自律神経も弱くなっていて、子どもを育てる心も疲れていたり、少しの事でモヤモヤしたり・・。周りの皆でサポートできたらと思いました。

・昭和、平成、令和と時代の環境の違い。さよならしよう「べきおばけ」、育った環境も価値観も違う。他人と付き合う時、関係性はすぐには出来ない積み重ね。伝え方にもコツがある。

✨サブリーダ―さんの感想✨

助産師の西尾先生に昔と違うママさん達の体と心、環境の変化、子どもの気になる育ち方などを『楽しく』『分かりやすく』お話していただきました。育児に必要な背筋力指数の低下や過剰な情報への戸惑い、家族形態の変化等、データからも様々な事が昔とは違うと実感しました。私たちの時代は、出産は病気ではないと言われていましたが、今、出産は全治1か月の交通事故にあったようなもので、3ヶ月かけて回復するとのお話しもありました。ママさん達が安心して子育てができるようにサポートする側の私達自身も健やかに過ごす事、あと昔の感覚で子育てはこうあるべき!ママはこうあるべき!という『べきおばけ』とは、さよならしましょうね。と言われとても印象に残りました。 

✨アドバイザーより✨

今回の研修では、最近のママを取り巻く環境についてお話いただきました。平成以降、時代の急激な変化とともに子育てを取り巻く環境はもちろんのこと、ママたちの体や心に大きな変化が起きていることをデータや実例をあげてお話されました。感想の中にもたくさん書かれていましたが「べきおばけ」をやめよう。を心がけ、これからの時代を生きていく若いパパ・ママ世代を支えていくことは、ファミサポに限らず、社会全体で知る必要のあることだと痛感しました。会員さんにとっても、アドバイザーにとっても貴重な研修になったと思います😊

【次回講習会】

8月25日(木)10:30~12:00 『チャイルドシート講習会』を予定しています!!

第2回フォローアップ研修😊

7月23日(土)10:00~12:00 『小児の救急救命』の講習会を,日本赤十字社 講習会指導員2名を招いて開催しました °˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°        

今回の講習では,人形を使って「胸骨圧迫」の実践,AED」を実際に使用した講習でした(`・ω・´)ゞ

講習の前半は,胸骨圧迫とAEDを使用した実技。後半は座学という流れで講習会が行われました。

胸骨圧迫では,傷病者の胸骨から援助者の腕がまっすぐ伸び,両肩と胸骨圧迫位置が三角形であることが基本であり,重要なことは,「速く・強く・絶え間なく‼」です。そして胸骨圧迫30回で人工呼吸2回を1セットとし実施していく☆彡

人工呼吸が実施できない時でも,胸骨圧迫は止めることなく続けることが大切❕👆乳児の場合の胸骨圧迫は指2本,1歳以上16歳までは基本的には片手,体格に応じて成人と同じ両手で実施する。

 

後半の講義では,子どもの月齢別の危険リスク,発生しやすい事故。応急処置についての講義がありました。

講義の中で,講師の先生が実際に保育園に勤務している時に起こったことなどを,事故の事例として話され,参加された皆さんは,熱心に聞いておられました。

✨参加者の方の感想✨

・AED,心肺蘇生が実際にできてよかったです。

・救命救急の方法を研修することは,いざという時のために大切であると思いました。

・前に習った時から,何年かたっているので,大変よく分かりました。

✨アドバイザーより✨

・必須講習である緊急救命講習ということもあり,多くの方に参加してもらいたかったのですが,会場の都合で15名の定員でした。コロナの感染拡大等もあり11名の参加となりました。講習会前半の実技では2人一組となり,感染対策に留意しながら,胸骨圧迫,AEDを実施しました。

5年に1回の必須講習となっていますが,実活動のある会員さんには定期的に参加してもらえるよう,開催日や開催場所の検討が必要だと思いましたm(__)m

フォローアップ研修 「最近のお嫁ちゃん事情と付き合い方」については

近日中にブログにて,ご報告させていただきます😊

次回研修 8月25日(木)10:30~12:00 「チャイルドシート講習会」

 

 

 

 

基礎研修を開催しました🤩

令和4年6月10日13:30~ 今年度初の基礎研修を開催しました!! 

今回,提供・両方会員6名の方に参加していただきました。

また,アドバイザーのサポートをしてくださっている各地区のサブ・リーダーさんにも参加していただき,進行のお手伝いもしてくださいましたm(__)m

                                ⓵自己紹介👯
名前,学校区,会員になったきっかけをお話していただきました。「子育てがひと段落し,何か役に立てたら…」「子どもへのサポートがしたくて…」「子育て中のお母さんに寄り添い,何か手助けができたら…」など,皆さん色々なきっかけや,思いがあって会員になってくださったようでした。

②基礎研修の手引き読み合わせ📖

実際にサポートをしていただくにあたり,保育の話や月齢によって異なる注意事項,ファミリーサポートセンターのルールなどを手引きを元に確認をしました。安心・安全にお子様をサポートしていただけるように学びを深めました。

③健康体操🙌        「座学は,ひとやすみ😊」とのことで,当プラザの健康づくり事業・健康運動指導士さんによる,座ったままで行える『健康体操』。「肩まわり」「脚」「背中」の運動や呼吸法を教えていただきました。短時間で座ったままの体操でしたが,体が軽くなったように感じました。日々の生活の中に健康体操を取り入れることで,健康促進と気分転換が図れます。皆さんも取り入れてみてはいかがでしょうか⁉(*^-^*)

④活動報告書の書き方🖍
サポート時間や曜日,子どもの人数等によって活動報告書の書き方が異なり,わかりにくく,難しい場合があるので,サポート事例を用いて活動報告書の書き方の説明をおこないました。

✨センターより✨

基礎研修は,入会後,提供・両方会員必ず一度受けて頂く研修です。参加される際,新型コロナ感染症感染防止対策のため,事前に予約が必要です。参加希望の方は,早めにご連絡をお願いしますm(__)m

次回研修  7月23日10:00~12:00 小児の救急救命を予定しています(*^-^*)

ミニ交流会を開催しました😊

6月10日(金)10:00~12:00 

 言語聴覚士佐々井氏を招いて,『子どもの誤飲と誤嚥』の研修会を開催しました。昨年は,まん延防止等重点措置や緊急事態宣言のため,開催ができませんでしたが,今年は開催することができました(#^.^#)

「事故防止に関する講習」ということもあって,非常にたくさんの方が出席されました。

 子どもの誤飲と誤嚥は,6ヶ月~5歳の子どもの事故の中で6割と高い割合をしめておりその中でも0歳~3歳までの小児の発生が高くなっている。と講義の冒頭で話されていました。

その後は,月齢に合わせた離乳食の進め方や注意するポイント,実際に唾液を飲み込むまでの過程を体感しました。また,窒息が起こった際の【応急処置】,食事の場面,遊びの中での危険な場面についても映像を通して,確認することが出来ました。

子どもの口の大きさは,3歳児で㎝😲。これより小さいものは,子どもの口の中にすっぽり入り,窒息の原因になる危険性がある💦最後に誤飲チェッカ―を参加者で作成しました。

参加者の感想★

・離乳食の開始,進むサインについて,舌やあごの動きなどをみて次に進めていくというお話がとても勉強になりました。

・子どもの誤飲・誤嚥について,無知だったことを知ることができて良かったし,窒息時の対応法についても,とても勉強になりました。

・☎【#8000こども救急相談室を忘れないように頭にインプットしておこうと思いました。「AED」「心肺蘇生」を勉強していきたいと思いました。

★サブリーダーさんの感想 ★

今回の講座前半は,赤ちゃんの成長に合わせた離乳食の形態や進め方を学びました。食品による窒息事故を防ぐために,与える側の注意点(手づかみ食べ,完食を強要しない),食べる事に集中させる環境づくりや絶対に目を離さない等,改めて再認識させられたことが多々ありました。後半は,誤飲・誤嚥についての講話。喉に物が詰まる→3~4分顔面蒼白,5~6分意識消失,15分脳死に至るという窒息事故の怖さを知りましたが,誤飲・誤嚥を疑う時の具体的な症状や対処に悩む時には【#8000こども救急相談】があるという事も教えていただき良かったです。

アドバイザーより★

サポート中の事故防止に直結する内容で,参加された方は非常に熱心にメモをとりながら受講されていました。

🎀次回の交流会・講習会

6月18日(土)13:30~15:30    基礎研修「子どもとの関わり方」を予定しています(*^-^*)

第1回フォローアップ研修

 R4.5.14(土)10:00~12:00   

川崎リハビリテーション学院

作業療法士学科 准教授 作業療法士 森川 芳彦氏を講師に招き「送迎時に子どもが車中で多動な行動を取った場合の対応についての内容で講習会をして頂きました (*^-^*)

専門的な講義が聞けるとあって沢山の方が参加して下さいました (^^)v

 

送迎はファミサポのサポート依頼の中でトップを占めており,子どもの様子も一人一人違い,提供会員さんが工夫して,子どもに安心安全のサポートをして下さっています。専門的な視点から,視覚,聴覚,感覚、行動についてわかり易く説明して頂いただけではなく,送迎時に役立つおもちゃなどの紹介もして頂き,ちょっとした工夫で車内での行動が落ち着くことがわかりました。

多動な行動には原因があり,感覚探求の支援の原則は,「感覚欲求を満たす活動=静的活動+動的活動のバランスが大切」であること。

例えば,「靴で座席を蹴ってしまう」「ダッシュボードを足で開け閉めをする」「駐車場に着くと鍵を開けて走り出してしまう」などの行動には「刺激を感じ取りにくい・動くことが心地よい」などの原因があり,それにより動くことで情緒の安定を図っている。と知ることができました。

個々の子どもに安心安全を提供するためには,車内のセルフチェック・感覚グッズの活用・子どもとのコミュニケーションが必要であると再認識しました 。講義の最後には,質疑応答の時間が設けられ,送迎時だけではなく,特性のある子どものサポートで困っていることなどを参加者から質問されていました。

★参加された方からの感想😊

・初めての人にもわかり易い内容だった。

・子どもの姿も多様化して自分の子育ての経験が役に立てなかったり,わからず戸惑ったりがありますので今日の講習はとても勉強になり役立ちました。

✨サブリーダーさんからの感想✨

多動的な行動を取るのにはそれなりの原因があり,それに対応するグッズも沢山ある事を知りました。もっと早くに聞いていたら上手く対処出来たのではと思わされました。情報を得ることは安心してサポートを行う上で大切であると考えさせられました。とても有意義な話が聞けて良かったです。

✦アドバイザーより✦

今回の講習会では専門的な視点から貴重な内容を学ばせて頂きました。サポートしてくださっている会員さんは少なからず,日々のサポートの中で,「ヒヤッとしたり」,なんでかなー?」と思うことがありながらも,それぞれの知恵と経験でサポートして下っていると思います。そんな現状の中での森川先生の講義は,とても有意義で今後のサポートにも役立てる内容であったと思います。

次回講習会・交流会

☆彡令和4年6月10日(金)ミニ交流会「子どもの誤飲と誤嚥について」参加の方は予めセンターまでご連絡をください。

 

 

くらしき健康福祉プラザ臨時休館のお知らせ

【くらしき健康福祉プラザ臨時休館のお知らせ】

倉敷市では,感染拡大防止に取り組むため,くらしき健康福祉プラザを原則として,次のとおり臨時休館いたします。
なお,今後の感染状況に応じて,運用を変更する場合があります。
市民の皆様には,感染拡大防止に向けて,ご理解・ご協力をお願い致します。

令和4年1月24日(月)~ 令和4年3月 6日(日)

*電話対応は通常どうり(8:30~17:15),時間外・月・祝は留守電対応です。                                   *入会・事前打ち合わせは,全て予約が必要です。
*相互援助活動については,感染対策を徹底の上,活動を実施しています。

 

なお,当事業への問い合わせは,下記にご連絡ください。

連絡先 倉敷ファミリー・サポート・センター
    TEL 086-435-5678
    FAX 086-434-9853
    E-mail fsc@kgwc.or.jp

くらしき健康福祉プラザ臨時休館のお知らせ

【くらしき健康福祉プラザ臨時休館のお知らせ】

倉敷市では,感染拡大防止に取り組むため,くらしき健康福祉プラザを原則として,次のとおり臨時休館いたします。
なお,今後の感染状況に応じて,運用を変更する場合があります。
市民の皆様には,感染拡大防止に向けて,ご理解・ご協力をお願い致します。

令和4年1月24日(月)~ 令和4年2月 20日(日)

*電話対応は通常どうり(8:30~17:15),時間外・月・祝は留守電対応です。                                   *入会・事前は打ち合わせは,全て予約が必要です。
*相互援助活動については,感染対策を徹底の上,活動を実施しています。

 

なお,当事業への問い合わせは,下記にご連絡ください。

連絡先 倉敷ファミリー・サポート・センター
    TEL 086-435-5678
    FAX 086-434-9853
    E-mail fsc@kgwc.or.jp

令和3年度 第5回 フォローアップ研修

令和3年度 第5回フォローアップ研修 1月13日(金)13:30~15:30に開催しました。

「小児の救急救命」 講師:日本赤十字社 講習会指導員  園田さん 久野さん

          

①はじめに
平成27年から令和元年までの5年間で475件の窒息死亡事故があり,そのうちの298件が0歳児の事故。その多くは,パンや豆まきの大豆を喉に詰まらせる(気道異物)等,悲しいことに家庭の中で起きた事故です。しかし,早急に対応できれば,大切な人を失わず,社会復帰するまで回復することが可能です。では,どのくらいのスピードで救命にあたればよいのでしょうか。

     

②心肺蘇生概略(座学)
まずは,座学で心肺蘇生について学びました。
★心肺停止から一分ごとに社会復帰ができる確率は10%落ちる
★元気に社会復帰するためには一次救命が大切(小児の一次救命=PBLS)
※一次救命・・・一般の人が最初に行う救命 二次救命・・・救急病院が行う救命
★いかに早く血液の循環を取り戻すかが大切
★呼吸を回復させるには→気道の確保【気道異物除去法】【人工呼吸】
★血流を回復させるには→【胸骨圧迫】
【AED】は,心室細動の際に有効。心臓の左心室を一時的に止めるものである。
★小児や乳児は,体が小さい。一時救命の方法も大人とは異なる。

専門的なお話を聞く事ができ,とても勉強になりました。座学を通して,いかに一次救命が大切なのかがわかりました。次は,実際に【胸骨圧迫】【AEDの使い方】
【気道異物除去法】
の実技練習を行いました。

③心肺蘇生法【胸骨圧迫】【AEDの使い方】
まずは,講師の方がお手本をしてくださいました。

     

その後,提供・両方会員の皆さんも実際に人形を使って,実技練習を行いました。
《小児》と《乳児》では,【胸骨圧迫】の方法が異なります。
【AED】を使用する際は,協力者が必要です。声を掛け合い,息を合わせて救命活動を行うことも重要だと思いました。会員の皆さんは,講師の方にアドバイスをいただきながら,真剣に練習されていました。

   

   

➃【気道異物除去法】
講師の方のお手本を見て,皆さんも練習を開始しました。
【気道異物除去法】《小児》《乳児》では,方法が異なります。
《小児》→腹部突き上げ法  《乳児》→胸部突き上げ法
どちらの方法ももなかなか難しい救命方法であることから,会員の皆さんは,講師の方に直接教えていただいたり,会員同士で教え合ったりしながら,【気道異物除去法】を身に付けられていました。

  

  

⑤最後に
講師の方からは,次のようなお話があり,講習会は終了しました。
★一次救命は「強く・早く・たえまなく」行うことが重要
★まずは,事故を起こさないようにする「事故予防」が大切
★子どもを見守り・早く気付くことが一次救命へと繋がる

日頃から子どもとの関わりが深い提供・両方会員の皆さんにとって,意味のある講習になったのではないでしょうか。万が一に備えるための学びは,けして無駄なものにはなりません。
提供・両方会員の皆様,お忙しい中,フォローアップ研修に参加してくださり,
ありがとうございました。今後とも,サポートをよろしくお願いいたします。

〈サブ・リーダKさんの感想〉
日本赤十字社から指導員の方に来ていただいて,一次救命処置の座学と実技を教えてもらいました。乳幼児をサポートする事の多い私達にとって,事故は絶対にあってはならない事ですが,誤飲等の対処を知っておく事は,とても重要だと思いました。
実技では,気道異物除去法や心肺蘇生の手順,AEDの使い方を教わりました。
いざという時に迅速な対応が出来るか不安はありますが,今日の受講で習った事を忘れず,周りの大人が危険な環境をつくらないように気をつけて生活したいと改めて思いました。        
               ※一部抜粋した感想を掲載させていただきました。

*令和3年度の講習会は,全て終了しました。
 令和4年度の日程は,3月末頃にお知らせいたします。
 参加される際,コロナ感染防止対策のため,事前に予約が必要です。
 参加希望の方は,早めにご連絡をお願い致します。