令和5年度 第2回フォローアップ研修を7月8日(土) 10:00~12:00
201研修室で行いました
今回の講習会は、 日本赤十字社の指導員の方を2名 お招きして『小児の救急救命』の
一次救命措置の手順 ( 胸骨圧迫・AEDの使い方・気道異物除去の方法など) について
実際に人形やAEDを使用しながら教えていただきました。
救急の現場でまず行うこと
① 反応を確認する
② 応援を呼ぶ
③ 呼吸の確認
④ 胸骨圧迫 ( 心臓マッサージ )
⑤ AEDを使う
胸骨圧迫 ( 心臓マッサージ ) をするときの速さの目安は、1分間に100~120回と
言われているそうですが、♪ もしもし かめよ~ かめさんよ~ のリズムに合わせ
て、実施していくといいことも教えていただきました。
子どもへの心肺蘇生やAEDの流れは、基本的に大人と一緒ですが、体が小さいため
胸骨圧迫の仕方やAEDの使い方にポイントがあります。
乳児の場合は指2本、1歳以上16歳までは基本的には片手、体格に応じて成人と同じ
両手で胸骨圧迫を実施します。
実技のある講習会だったので、ファミサポの活動中に限らず、日常生活にも活かせる
経験をしていただけたと感じました。
サブ・リーダーHさんからの感想
日本赤十字社の指導員の方々は、やさしく丁寧に 子どもの救命処置について
教えてくださったので、とてもわかりやすかったです。
5年前の西日本豪雨で真備町が甚大な被害を受けたとき、くらしき健康福祉プラザが
様々な支援の拠点になっていたことを初めて知り、いろんな場所で、いろんな方々が
助けてくださったのだと実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今度、何かが起こったときは、私たちが助ける番だと改めて感じました。
救命処置をするときの注意点として、周囲の人と協力しながら助ける必要があること
そして、自分の安全確保を最優先すること、それから反応を確認し、応援を呼ばなけ
ればいけないことがわかりました。
実際に、人形を使って救急処置を体験したことは、いざという時のためにとても役立
つと思いました。誰かが倒れてしまったとき、見て見ぬふりをせず、自分にできる
ことをやろうと強く思いました。
とてもためになる研修を受けることができました。ありがとうございました。
アドバイザーより
土曜日に開催した緊急救命講習ということもあり、お子さまも含めて25名の方が
参加してくださいました
ファミサポの必須講習は2種類。
両方会員・提供会員の方々に、5年に1回は必ずそれぞれ受講というものです。
※未受講の方、受講をお願いいたします。
①「緊急救命講習」( 年2回開催予定)
②「事故防止に関する講習」(年3~4回開催予定)
次回講習会・交流会
7月27日 (木) 10:00~12:00 にフォローアップ研修が201研修室であります。
「 子育てと子育ちを応援するために知っておきたいこと ー子どもを中心にー 」
助産師の西尾先生の楽しく、ためになるお話ですご参加をお待ちしております。