加齢性難聴②

前回は加齢性難聴とはどういうものか簡単にご紹介しましたが、今回は「もしかして加齢による難聴かな?」と思ったときにできることについてご紹介します。

まず、聞こえの状態を知るために耳鼻科で耳の検査を受けましょう。
聞こえの程度によっては、補聴器などを利用するなど、専門医のアドバイスを受けるとよいでしょう。

歯医者さんや健康診断に行くように、耳鼻科で耳の健康について定期的な健診を受けることは、難聴だけでなく、聞こえ全般にとって大切なことです。
気軽に相談してみることをおすすめします。

ご家庭で普段からできること
• にぎやかな場所で話をするのは、聞こえに問題がない人にとっても疲れるものです。
• 聞こえづらくなった方と話すときは、テレビやラジオを消して、静かな場所でゆっくりと話ができる環境を整えましょう。
• 聞こえづらさを感じているご本人も、そのことをご家族やご友人に伝えておくことで、楽しく会話する機会を増やしていけるといいですね。


参考文献

1,一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
[https://jibikaikai.or.jp/info/hearing/](最終閲覧日:2025年9月30日)