節分は「豆まき」されましたか?

 新しい年を迎えて1か月があっという間に過ぎました

 旧暦では立春(毎年2月4日頃)が一年の始まりとされ、大みそかにあたる節分に一年の厄を払い、福を呼び寄せるために豆まきを行いました。豆を「魔滅(まめ)」として、魔を滅亡させる力があると考えられていたためです。炒って魔を払った豆を「福豆」として年の数だけ食べ、福を取り入れることで無病息災を祈ったといわれています。

 また、節分に恵方巻きを食べる方も多いと思います。「恵方」というのはその年の歳神(年神)様がいる方向で、干支によって決まります。会話をすることで運が逃げると考えられており、その方向を向き、願い事を思い浮かべながら、黙って食べると良いとされています。

 節分の風習は「豆まき」から「恵方巻」へ・・・というニュースを読みました。豆を食べた子どもの窒息事故や衛生面の不安、マンションの騒音問題など、鬼退治どころではない昨今の状況が“豆まき離れ”を加速させているようです。

 今年の節分、みなさんはどうされましたか?

 季節の変わり目は体調を崩しやすいので、気を付けてお過ごしください。