発音の相談に来たお子さんで安静時に口がぽかんと開いている場合、
鼻づまり、不正咬合に関してお医者さんにまずは相談をするようお願いしています。
口呼吸の原因の1つには
口周りの筋力が未発達であることがあげられます。
表情で感情がわかるようになる、離乳食が完了する頃までは口が開いているのは発達上のことで、個人差もあります。
口呼吸かどうかをチェックする方法について
・ポカンと口をあけている
・歯並びが悪い
・発音が不明瞭
・朝、のどが痛い
・口内炎ができやすい
・あごの下にシワがよる
・くちびるがカサカサで乾燥する
・風邪をひきやすい
・鼻がつまりやすい
3つ以上チェックがあったら赤信号です。
高松市歯科医師会もぐもぐだより vol35 を参考にしてください。
鼻呼吸のチェックについては
・こどもの鼻の下に指をあてる。息が感じられるか
はい/いいえ
・こどもの鼻の下に薄い鏡かスマホ(黒い画面で行う)を軽くあて画面が曇るか
はい/いいえ
いずれも こどもの口が閉じた状態で「はい」であれば
鼻呼吸ができています。
発音練習の話に戻りますが、
舌だけを口唇より前に出す、上口唇をなめるなどができない場合
舌や口の動きの巧緻性を高める練習をしていきます。
食事の場面や遊びの場面で口や口周りの筋肉をupさせることは可能です。
急にできることではありませんので、ゆっくり焦らず やってみてください。
参考HP 公益社団法人 高松市歯科医師会 https://www.418takamatu.com/mogumogudayori/