令和6年度 第3回フォローアップ研修

令和6年度 第3回フォローアップ研修を8月10日(土)10:00~12:00
201研修室で行いました。

日本赤十字社の指導員 岸本氏と大﨑氏をお招きして『乳幼児の一次救命処置』
について学びました✍
まずはじめに救急隊に引き継ぐまでにやるべき流れを教えていただきました🚑  

   傷病者の発生
      ↓
   周囲の観察・全身の観察
      ↓   反応(意識)はあるか?
   大声で協力者を呼ぶ 119番通報・AED依頼
      ↓   普段通りの呼吸はあるか?
   ただちに胸骨圧迫を開始する 
      ↓  絶え間なく 胸骨圧迫30回と人口呼吸2回の組み合わせ
   AED装着
      ↓  心電図解析 電気ショックは必要か? 
   必要あり ― 電気ショック、ショック後ただちに胸骨圧迫から再開
   必要なし ― ただちに胸骨圧迫再開

 

次に実際に人形やAEDを使用し、胸骨圧迫、AEDの使い方を体験しました。
倒れている人を見つけてから救急車が来るまでの対応を丁寧に教えてくださるだけでなく、実技に対して色々なケースを想定した助言をくださいました。
そこで、乳児では二本指で胸骨圧迫を行うのに対し、幼児は片手で行うことや、パッドを貼る部分が汗で濡れているときの対応の仕方など、たくさんのことを教わりました。
皆さん真剣に実技に取り組んでおられ有意義な時間になりました。
救急措置を必要とする場に直面したとき、自分は何をすべきか、何ができるか、正しい判断力と行動力が必要だと感じました。そして周りの人への助けの求め方やAEDの使用方法なども理解し、正しい知識と方法で行う必要があるということを改めて実感しました。
こういった場面に遭遇しないに越したことはありませんが、この講習で学んだことをもとに、いざというときには子どもの命を守るために落ち着いて行動できればと思います。

 

 

🌊 サブ・リーダーさんからの感想 🌊

みなさまは「一次救命処置」という言葉の意味ををご存じでしょうか?とても緊張感のある響きに、私は少し怖気づいてしまいましたが・・・
今回の講習会の初めに指導員の方より「救急隊や専門家へ引き継ぐまでの間にわたしたちができる処置」であり、大切なポイントは「途切れないことが必要」である、とお教えいただきました。
実際に「胸骨圧迫」「人工呼吸」「AEDの使い方」の一次処置の仕方や「気道異物除去の方法」を、乳幼児に見立てた人形を使いながら体験させていただき、もしかしたら私でもお役に立てることがあるのではないか?少しでも何かお役に立ちたい!と思わせていただくことができました。
突然の事故や病気で、お預かりしているお子さまや大切な誰が倒れてしまうという場面は想像したくありませんが、万が一の時には、正しい方法で対処することが、かけがえのない大切な命を守ることにつながるということを強く感じました。

 

🌊 アドバイザーより 🌊

市民の方を含め13名の方が参加してくださいました。
ファミサポの必須講習は、
『緊急救命講習』と『事故防止に関する講習』の2種類あります。
両方会員・提供会員の方に5年に1回は必ずそれぞれ受講していただくようになっています。
緊急救命講習は年に2回、次回1月17日(金)を予定しています。
未受講の方はぜひ受講をお願いいたします。

 

🌊次回講習会・交流会🌊

令和6年9月25日(水) 10:00~12:00
ミニ交流会「フレイル予防の講和と運動」が201研修室であります。
フレイルって聞いたことがありますか?
「わけもなく疲れたように感じる」「軽い運動を週に1回もしていない」こんなことはありませんか? それフレイルかも!!
「年だから」と年齢のせいにして放っておくと、気づかないうちにフレイルが進み、徐々に要介護状態に移行すると考えられています。しかし、適切な取組を行い早期に対処することで、健康な状態へ戻すことができます。
フレイル予防の話や、姿勢改善・脳トレ・リズム体操など椅子に座ったままで体を楽しく動かしましょう😊
参加ご希望の方はセンターまでご連絡ください。