令和6年度 第2回フォローアップ研修

令和6年度 第2回フォローアップ研修を7月27日(土)10:00~12:00
201研修室で行いました。

性教育活動・地域の子育て支援にご尽力されている 助産師のシャノン香織先生をお招きし、「お家から始まる性教育」という演目で、しあわせに生きるための土台づくりとしての包括的性教育、子どもに自分の言葉や態度で伝えられるようなお話をしていただきました。

 

 

 

 

 

私たちひとりひとり『自分を大切にしていい。大切にされていい。』
シャノン香織先生の性教育の講習会での言葉です。 
すべての人の生き方と性、みんな違ってみんないい。
自分が自分であることを大切にしよう、相手のことを尊重しようというメッセージが伝わってきました。

また性のことや体のことをわかりやすく教えていただきました。
性に関することは大切なことですが人には聞きにくく、正しい知識や情報が手に入りにくい傾向があります。正しい知識と共に、性に関する正しい態度も学ぶことが大切ということを改めて思いました。

事前にお伝えしていた、
・家ではどう教えたらいい?
・インターネットで得た情報をどうやって正しいと判断すればいい?
などの質問にも丁寧に答えていただきとても有意義な講習会でした。
正しい情報を得ることができるサイトとして「命育」「セクソロジー」「ピルコン」
などを教えていただきました。
そして本の紹介もしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

包括的性教育は生理的なことを学ぶというイメージが強く、心理学的(思春期の心理、性の多様性)、社会学的(性暴力、ジェンダー平等)な領域について話を聞く機会がなかなかないので貴重な時間でした。 

 

🌻 サブリーダーさんからの感想 🌻

「性教育」と聞くと、恥ずかしい、いやらしいなど話をしにくい話題としてのイメージが強い。性教育が進まない要因としては、大人になるまでにしっかりとした性教育を受けられないまま大人になっている場合が多いので、人に話づらい話題になっている。性教育=性器教育、性交教育だけではなく、「自分を大切にしても良いんだよ。」「大切にされる存在なんだよ。」という心の部分も含めて、教育していくことも大切なんだという話が印象的でした。
「自分の体は自分のもの」「相手の体は相手のもの」嫌なことをされたら、やめて下さい。自分の体を大切にする権利があり、相手の事を思いやることも大切。ありのままを認めて、違いも受け止めてみたり、個々を尊重してみる。
しかしながら、我慢をしてまで、相手を受け入れるのは違う。
人として性教育の深さと、何でも話ができる人を身近に置いておき、認めてあげられる関係性を築くという大切さも気付かせてもらいました。

 

🌻 アドバイザーより 🌻

土曜日開催ということもあり市民の方も含め21名の方が参加してくださいました。
参加してくださった多くの方から
「とてもいい勉強になった。」
「為になる情報がたくさんあった。」
という感想をいただきました。
自分が存在していることのありがたさをそれぞれ実感できたのではと思います
たくさんの人に受けてほしい内容でした。

 

🌻 次回講習会・交流会 🌻

令和6年8月10日(土)にフォローアップ研修が201研修室であります。
「乳幼児の一次救命処置」
必須講習(緊急救命)です。参加ご希望の方はセンターまでご連絡ください。