言語聴覚士の佐々井氏を招いて,『子どもの誤飲と誤嚥』の研修会を開催しました。昨年は,まん延防止等重点措置や緊急事態宣言のため,開催ができませんでしたが,今年は開催することができました(#^.^#)
「事故防止に関する講習」ということもあって,非常にたくさんの方が出席されました。
子どもの誤飲と誤嚥は,6ヶ月~5歳の子どもの事故の中で,6割と高い割合をしめており,その中でも0歳~3歳までの小児の発生が高くなっている。と講義の冒頭で話されていました。
その後は,月齢に合わせた離乳食の進め方や注意するポイント,実際に唾液を飲み込むまでの過程を体感しました。また,窒息が起こった際の【応急処置】,食事の場面,遊びの中での危険な場面についても映像を通して,確認することが出来ました。
子どもの口の大きさは,3歳児で4㎝😲。これより小さいものは,子どもの口の中にすっぽり入り,窒息の原因になる危険性がある💦最後に誤飲チェッカ―を参加者で作成しました。
★参加者の感想★
・離乳食の開始,進むサインについて,舌やあごの動きなどをみて次に進めていくというお話がとても勉強になりました。
・子どもの誤飲・誤嚥について,無知だったことを知ることができて良かったし,窒息時の対応法についても,とても勉強になりました。
・☎【#8000こども救急相談室】を忘れないように頭にインプットしておこうと思いました。「AED」「心肺蘇生」を勉強していきたいと思いました。
★サブリーダーさんの感想 ★
今回の講座前半は,赤ちゃんの成長に合わせた離乳食の形態や進め方を学びました。食品による窒息事故を防ぐために,与える側の注意点(手づかみ食べ,完食を強要しない),食べる事に集中させる環境づくりや絶対に目を離さない等,改めて再認識させられたことが多々ありました。後半は,誤飲・誤嚥についての講話。喉に物が詰まる→3~4分顔面蒼白,5~6分意識消失,15分脳死に至るという窒息事故の怖さを知りましたが,誤飲・誤嚥を疑う時の具体的な症状や対処に悩む時には【#8000こども救急相談】があるという事も教えていただき良かったです。
★アドバイザーより★
サポート中の事故防止に直結する内容で,参加された方は非常に熱心にメモをとりながら受講されていました。
🎀次回の交流会・講習会
6月18日(土)13:30~15:30 基礎研修「子どもとの関わり方」を予定しています(*^-^*)