児島居宅介護支援センターです。
遅くなりましたが、今年度も8人体制で約250人程の支援を行っています。コロナ禍で病院の面会が難しい為か、昨年から末期癌の方の退院、在宅看取り希望の新規相談が増えています。24時間対応をして下さる医療・介護サービス事業所の皆さんの協力もあり、一緒に頑張っています。
振り返って、昨年度は新型コロナウイルス感染症の予防の観点から高齢者ケア等勉強会・多職種交流会の開催を延期しておりましたが、5月講演予定だった倉敷中央病院 循環器内科 部長 多田 毅 先生より来て下さるとのお話があり、R2年12月9日、第15回 高齢者ケア等勉強会・多職種交流会を開催することが出来ました。参加人数を縮小しての開催ながら、保健・福祉・医療・介護等多職種の方々と「循環器疾患における地域チーム医療の試み」の講演を聴講し、専門職からの意見も聞く事ができました。参加者からは「心不全について詳しく知ることができた」「心不全手帳や健康パスポートなどの連携のツールを知り、その人らしい人生を支えるために何ができるか考える良い機会になった」等、好評を頂きました。
また、3月31日に倫理及び法令遵守、個人情報の保護等の研修を介護老人保健施設 オアシスK-3 事務長 平木一史先生を講師に20人程の小規模で行い、法改正もあり新年度からの体制や準備状況など他事業所との情報交換をしました。
今年度も春の研修を延期しましたが、ワクチン接種も進み、市内も落ち着いてきている為、状況を見ながら少人数から開催していく予定です。7月29日高齢者の循環器疾患を共に考える会in倉敷のWEB研修があります。ズームでの視聴と、医師会館の会場を借りて少人数ながら会場でも行う予定です。また、11月に田嶋内科 田嶋 憲一先生の講演で勉強会・多職種交流会を開催予定です。