児島居宅介護支援センターです。
高齢者ケア勉強会の様子です。この度11回目を迎えました。 多職種の皆様に参加を呼びかけ、講師の先生方をお迎えし、その内容に応じた事例検討をしたりと、地域を支える多職種の方々との顔の見える関係作りなればと思い始めさせて頂きました。毎回60~80名程のご参加を頂いています。
今回は、当初からご尽力を頂いている児島聖康病院の山﨑 泰源先生に「がん」について講演して頂きました。 がんの治療も進み、死亡率も時代によって変わっているそうです。「白い巨塔の財前先生」を例えに、財前氏は癌で亡くなるのですが、演じた俳優が田宮二郎さんの時代には、胃がんで亡くなり、唐沢敏明さんが演じたときは肺がんで、最新の岡田准一さんでは膵臓がんということだったと。胃がんの誘因であるピロリ菌を除菌することで死亡率が減ってきた胃がん、逆に膵臓がんは、まだ治療も進んでいないため、今後膵臓がんの死亡率が上がることを見据えての予想になっているのでは?との先生の見解でした。分かりやすく興味深いお話でした。 早期発見が何より大事、定期的ながん検診の必要性を痛感致しました。
参加者のアンケートでは、「がんについて学ぶ機会がなかったので大変勉強になった」「多職種の方の意見が聞けて良かった。」「社会福祉協議会のことが少しでも理解できてよかった(この度社会福祉協議会の方からも事業の紹介をして頂きました)」等、多くの方が講義の内容が印象深く、そして分かりやすかったとのことでした。