令和5年度 第1回ミニ交流会

令和5年度 第1回ミニ交流会を 6月13日(火)  9:30~11:30

201研修室で行いました

 

子どもの「見え方」について考えてみよう!

視能訓練士 長尾 長彦氏

 

皆さんは、視能訓練士 について知っていますか?

視能訓練士とは、目の健康を守る国家資格を持ったスペシャリストです

くらしき健康福祉プラザの視能訓練室では、見え方の相談、見えにくい方の自立支援

(眼科医との連携が必要)、子ども・大人の見え方に関する出前講座・3歳児健康診査

での視力スクリーニングを行っています。

 

交流会では、

1、子どもの「見え方」について

2、見えにくさに気づくポイントについて

3、最近の話題:近視予防の取り組みについて

そして、アイフレイル ( 大人の目の健康 ) の豆知識についても勉強しました。

 

 

子どもの視力は毎日発達していて、「遊び」が視力を育てます

外で遊ぶ子どもは近視になりにくいとも言われているそうです。

見る ⇒ 脳が育つ ⇒ 視力も育つ

正しく「見る経験」を積むことが大切です。

ただ、子どもたち自ら「見えにくい」と訴えることは稀です。

見た目にも分かりにくく周りの大人も気づきにくいのです。

子どもたちの健やかな発達のためにも保護者・幼稚園教諭・保育士・ファミサポ等の

子どもに関わる人たちの「気づき」が大切となってくることが分かりました。

 

 

サブ・リーダーKさんからの感想

子どもの目の成長というのは、視力が伸びる。脳が成長する。ということにつながる

とのお話を聞きました。

目と脳はつながっていて、脳のメカニズムに目からの信号が送られているとのことで

した。子どもの視力の伸びる期間は決まっているため、小学校低学年ぐらいまでに

視力治療、矯正などが必要なお子様は、早期発見、早期治療が大切だと知ることが

できました。小さな子どもからの発信は稀であるため、健診や大人の気づきが必要で

あること。両目でピントを合わせられること。正しく見るという経験が大切とのお話

でした。早期治療を始めることにより、両目でしっかり見えるところまで視力は持ち

上げられるそうです。昼間の日光を適度に浴びることも大切で、両目からのピントが

合った情報は、脳の栄養につながることも分かりました。

とても貴重なお話を聞くことができました

 

アドバイザーより

今年度初めての必須講習で、18名の方が参加してくださいました。

ファミサポの必須講習は2種類。

両方会員・提供会員の方々に、5年に1回は必ずそれぞれ受講というものです。

※未受講の方、受講をお願いいたします。

①「緊急救命講習」( 年2回開催予定 )

②「事故防止に関する講習」( 年3~4回開催予定 )

 

次回講習会・交流会

令和5年7月27日(木)フォローアップ研修が201研修室であります。

『 子育てと子育ちを応援するために知っておきたいこと ー子どもを中心にー 』

西尾 敏子 氏 ( 助産師 )

参加ご希望の方はセンターまでご連絡ください。