R4年12月1日(木)10:00~12:00
『安全と事故』について、事故防止に関する講習を行いました。
講師は、健康福祉プラザ 障がい者デイサービス事業 保健師 那須氏です!(^^)!
ファミサポの必須講習は、2種類。
両方会員・提供会員の方々に、
5年に1回は必ずそれぞれ受講 というものです。
※未受講の方、受講をお願い致します。
①「緊急救命講習」(年2回開催予定)
②「事故防止に関する講習」(年3~4回開催予定)
今回のテーマ :『安全と事故』について
初めに、3グループに分かれ、「子どもの事故」について、どんなことがあるか?
をテーマにグループワークを行いました。
・子どもは大人が予測しない行動をとる。
・外遊びの時など、楽しすぎて子ども同士でぶつかる。
・真夏の公園の滑り台でやけどをする。
・風呂ですべって転ぶ。
・抱っこひもやチャイルドシートからの脱落
・異物(クリップやおもちゃ)を口に入れて、ケガや誤飲
・手をつながない時や、突然の行動など
時間としては、10分~15分でしたが、さすがファミサポの会員さんです‼
次々に意見が出され、まだ話し足りないくらいでした。
※ 実際の声の方が真実味があり、体験したからこその意見を聞くことができます。
皆さん、他のグループの発表も熱心に聞いておられました。
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【0歳児の不慮の事故の死因割合】
1位 窒息 → リビングで多発
2位 溺死(お風呂が多い) → 5㎝の水でも溺れる。
3位 その他・火傷 → ホットカーペットなどの低温火傷、炊飯器の蒸気
窒息 → サランラップの芯に入るもの(3㎝以下)は誤嚥の可能性ありです。
【1歳~4歳児の不慮の事故の死因割合】
※行動範囲が一気に広がり、屋外での事故が増える。
1位 交通事故
2位 溺死
3位 窒息
子どもの事故は、月齢や発達段階によって原因は様々なため、
常に部屋などの環境チェックをすることが、事故予防につながります。
【子どもの視力・視野】
子どもの視力・視野は、大人が考えるよりも、かなり未成熟です。
【平均的な視力】 1歳 ・・・ 約0.25
2歳 ・・・ 約0.6
6歳 ・・・ 約1.0
※子どもの視野を疑似体験できる
『チャイルドビジョン』👀
後半は、具体的な事故事例を聞いて、確認&勉強しました。
最近ニュースでも取り上げられましたが、園バスや自家用車の閉じ込め事故などは、未然に防ぐことが出来たかもしれないヒューマンエラーです。
事故事例を確認するたびに、子どもに関わるサポートの怖さも再確認することになりますが、研修を受けていただく事で、『もしか、もしも・・・』の事故予防の意識が高まると思っています。
子どもは、日々成長しています。昨日、安全でも今日が安全とは限りません。
今日のような『事故防止に関する講習』を活用して頂き、『安全・安心なサポート』を引き続き、お願い致します。
《サブ・リーダーFさんの感想》
今回は、ミニ交流会で保健師さんによる「安全・事故」の話を聞かせて頂きました。
3つのグループに分かれて、皆さんのヒヤリとした事故の体験談などお話をして頂いたり、事故の事例を挙げて、どういったところが危ないかなどを教えて頂きました。
また、幼児視界体験メガネをかけて、子どもの目線になるようにしゃがんで歩いてみたりもしました。これから、もっと安全に気を付けてサポートできるようにしようと思い、改めて気が引き締まる思いがしました。
とても勉強になりました。ありがとうございました。
第6回 フォローアップ研修 令和5年1月13日(金)13:30~15:30 「小児の救急救命」・・・必須講習のひとつ緊急救命講習です。
まだ未受講の方、よろしくお願いします。