いつでも育児相談しています~幼児の肥満~

岡山県の急速なコロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言が発出され、
それに伴い、子育て支援センターも閉館となってしまいました。
現在、遊びに来てはもらえない状況ですが、スタッフは毎日センターの方で
勤務しておりますので、何か相談事や子育てでイライラした時など気軽に
お電話していただけたら嬉しいです。

最近では、幼児期の肥満が成人病への一歩と言われており、健診でも
幼児の肥満について指摘を受けることが以前より増えてきています。
そこで今日は幼児の肥満について少しお話したいと思います。

子どもの肥満は、小児生活習慣病の恐れがあるだけではなく、成人の肥満にもつながりやすく、メタボリックシンドロームや生活習慣病へのリスクが高くなるといわれています。さらに体が思うように動かないことで、運動が嫌いになったり、体形にコンプレックスを抱いて消極的になったりして、肥満期間が長いほど改善することが難しくなったりもします。
小児の肥満はいつからでもおこりえます。幼児の肥満は学童期思春期の肥満と関連し、学童期肥満の30~40%、思春期肥満の70%が成人肥満へ移行するといわれています。成人期への肥満を防ぐためには、幼児期の肥満の改善が効果的であるといえます。幼児期の肥満が問題ではなく、幼児期の肥満が成人期に影響を及ぼすことが問題なのです。その成人期の肥満が生活習慣病を引き起こしてしまうのです。なので
幼児期の健診からそういった問題をなくして将来健康な体を手に入れることが出来るように栄養士や保健師が指導しているのです。
なぜ幼児期の肥満が問題なのかわかっていただけたでしょうか。

だからといってあまり神経質になりすぎることもありません。
まずお母さんたちに気を付けてもらうことは、成長曲線のグラフに、身長や体重を記入してその変化を見ることが大切です。体の大きさや発育には個人差があり、一人ひとり特有のパターンを描きながら大きくなっていくので、身長や体重を記入してその子なりの成長曲線を描いていたら問題ありません。体重増加がみられず成長曲線から外れていく場合や成長曲線から大きくはずれるような急速な体重増加がみられる場合は、医師に相談してその後の変化を観察しながら適切に対処します。

肥満の原因はいたって単純。
摂取量が消費量を上回る!!
これを抑えればいいだけ!なんていってこれが一番難しいことなのですけど。(こんなこと言っている私の一生のテーマです)

食事量は1歳6か月児で大人の女性の半分程度である900~950kcal、3歳児で大人の女性の3分の2程度である1250~1300kcalが目安です。
幼児は体格のわりに多くのエネルギー及び栄養素が必要ですが、胃が小さく一度にたくさんの量を食べられないため、3回の食事だけでは活動や成長に必要なエネルギー及び栄養素を満たすことは出来ないので、おやつが必要になってきます。おやつの適量は個人差もありますが1日に必要なエネルギー量の10~15%程度で、1,2歳児は約100kcal、3歳以上は約200kcalが目安です。この時期の子どものおやつは、食事の一部と考えて、1日の栄養の不足を補えるおにぎりやリンゴのようなものが適しています。

望ましいおやつ量は、おにぎり50g(約80kcal)りんご1/4個(40kcal)
ヨーグルト小1個80g(約50kcal)ふかしいも80g(100kcal)といった感じです!
もちろん量やカロリーだけを気にしていたら良いというわけではありません。偏った食事にならないよう栄養バランスはとても大切です。

次に消費量をあげるため適度な運動も大切です。過度な運動をさせる必要はありません。最近ではインターネット社会で小さな時からユーチューブやゲーム、ネットフリックスなどでビデオ見放題などに慣れ親しんでいるため、室内で遊ぶことが増えてきています。その時間の半分を戸外で体を動かす遊びに切り替えるだけでOKなのです。
親子で散歩しながらお話するなど、ゆったりとした生活を過ごすことで生活習慣も整ってきます。すべてを完璧にする必要はありません。少しだけ今日お話ししたことを気に留めてくださっているだけでよいのです。
何か気になることがありましたら、気軽にお電話してくださいね。