令和3年度 第4回フォローアップ研修 10月21日(木)10:00~12:00に開催しました。
「交通安全教育」 講師:倉敷警察署 青木巡査部長
交通安全協会 岸川さん 黒明さん
① 倉敷市内の交通死亡事故多発!
青木巡査部長のお話によると,倉敷市内の死亡事故が多発しており,とくに,朝や夕方の交通死亡事故が多発しているそうです。朝・夕方の運転の際は,ハイビームを上手に活用し,100m先まで見通せる状態で運転をしましょう。
② シートベルト&チャイルドシート=命を守る!
もし,交通事故に巻き込まれた際,シートベルトやチャイルドシートを着用していない場合,後部座席の人は車外に投げ出され,命を落とす事故が多いそうです。自分の命を守ることはもちろん,大切な人の命を守るためにもぜひ,全席シートベルト&チャイルドシート着用するように身近な人にも声掛けをしてほしいとおっしゃっていました。
③ ドライビングシュミレーター体験!
運転者目線の動画をみながら,危険・事故に繋がると思ったら,手元にあるボタンを押し,あとで答え合わせをする体験をしました。
答え合わせの際には,なかなか見つけにくかった危険ポイントも解説していただき,よく見る・よく確認することが,いかに重要かを実感することができました。
④ 岡山県ワースト1位!?
岡山県は,横断歩道での歩行者優先ができておらず,全国ワースト1位だそうです 。道路を横断中の歩行者をはねてしまう交通死亡事故が多発しているだとか…。
- 横断歩道に歩行者がいた場合,停車して歩行者を優先する。
- 歩行者も横断歩道を渡る時は,手を挙げたり,アイコンタクトをしたりする。
当たり前のルールを守って,ワースト1位から抜け出したいですね。
⑤ 協応運動体験から俊敏性年齢がわかる!
協応運動から,自分の俊敏性年齢は実年齢と比較して,何歳なのかが分かる体験をさせてもらいました。
体験者の皆さんからは「目が回る~」「早い~」「お!実年齢より若いぞ!」など様々な声が聞こえました。日頃の生活では,なかなかわかりにくい俊敏性年齢。この機会に自分の俊敏性年齢を自覚して,安全な運転を意識するようにしたいものです。
⑥ Tシャツの色 見え方実験
Tシャツの色の見え方実験を通して,いかに濃い色は,暗闇の中を運転する人にとって見えにくいかを実際に目で見て確認し,色によって大きな差があることがわかりました。
外が暗い時に歩く際は,パステルカラーの服を着用する,反射材の付いた,タスキ・リストバンド等を身に付けるなどして自分の命を守るための服装を意識してみましょう。
〈サブ・リーダー Mさん感想〉
交通安全教育に参加して,お年寄りの事故が多くあることにびっくりしました。夜間の車のライト点灯は早めにする事や「ロービームは40m先」「ハイビームは100m先」を照らすことを知りました。使い方次第で事故を未然に防ぐ事ができるので暗い場所ではハイビームを使いながら運転していきたいです。
また,車の後部座席のシートベルトをしてない人が多いらしく,していないと事故の際フロントガラスを突き破り外に投げ出されてしまうことを知り怖くなりました。大人はシートベルトをし,後ろに乗せている人は…。考えるだけでも恐ろしいです。救える命のためのチャイルドシート,シートベルト!しっかりして命を守りたいですね。
人生はポジティブに,運転では,悪い事が起こるのではと考えながら運転する。予想できないことがおこるのが運転なんだと学びました。今回学んだことで大切な命を守るため加害者,被害者にならないためにも交通安全マナーを守り子ども達にもマナーをしっかり伝えていきたいと思いました。