令和6年度 第1回フォローアップ研修を5月22日(水) 10:00~12:00 201研修室で行いました😊
地域の子育て支援にご尽力されている 相談支援専門員の 後藤 崇 先生 をお招きし、
「発達の気になるこどもとの関わりと家族を支えるポイント」についてお話いただきました。
6個のそれぞれ違ったカップの絵がスクリーンに映し出され、
『1つに毒が入っているとすればどれだと思いますか?』
という演習を数人のグループにわかれて話し合うことから始まりました。答えのない問題にみんなそれぞれの意見があり、人によってそれぞれの見え方、捉え方があり人の数だけ答えがあることを改めて実感しました。
その後
・発達障がいって?
・凸凹の特性理解
・家族にとって
具体的な例をあげてお話しくださり大変わかりやすく、発達障がいにおいて大事なことは、その子がどんなことができ何が苦手なのか、その子に目を向けそして特性に応じた支援を受けることができれば十分に力を発揮できる可能性があることを教えていただきました。その為に正しくこどもの “行動” と “気持ち” を見る姿勢を持つことが大切だと学びました。
ファミサポのサポート依頼の中で施設送迎が最も多いということもあり、多くの方が参加してくださり熱心にお話を聞かれていました
今回学んだことを今後のサポートに活かしていきたいと思いました。
サブ・リーダーさんからの感想
こどもの発達の特性や関わり方、支え方を具体例を交えて分かりやすく丁寧にお話し下さりとても勉強になりました。
発達障がいは見た目に分かりづらく発達のレベルや特性もさまざまで、医師によって呼び名が違う場合もあるようです。得意と苦手がはっきりしていて多動やこだわり、言葉の遅れなどの見える部分とは違い、想像力や感情のコントロールなどのかくれている特性は対応が分かりづらいですが、環境が合えば力を発揮できるので、私達大人がこどもさんの行動や気持ちを具体的に丁寧に追う姿勢が大事だと学びました。
同じ絵をみて、何を感じ、どう思うかをグループに分かれての話し合いもあり皆さんそれぞれに違い、正解はなく色々な考え方があることを再認識できました。
こども達も見え方や感じ方、得意な事や苦手な分野、興味関心もそれぞれ違うので、環境を整え一緒に取り組んで、楽しい時間や嬉しいサポートができればと思います。
建物で例えるなら幼児期は基礎ですからとても大切な時期ですと佐々木正美先生のお話もしてくださいました。20数年前に佐々木先生がファミサポに来てくださった際に皆さんのサポートは人間の人格の基礎を決定する乳幼児期のお手伝いをされていて、意義のある価値の大きい事をされているのですよと激励されたのを思いだしました。
アドバイザーより
今年度初めてのフォローアップ研修で23名の方が参加してくださいました。
子育てはお母さんの安心感がとても大切ということを再認識しました。
困っていることがあれば耳を傾け、解決策を提案するなど寄り添ったサポートをすることで少しでもお母さんがほっとできるよう、ファミサポでも困っている人のつなぎ手になれればと思います。
次回講習会・交流会
令和6年7月27日(土)にフォローアップ研修が201研修室であります。
「お家から始まる性教育」 助産師 シャノン香織 氏
参加ご希望の方はセンターまでご連絡ください。